ハナビシソウ開花
昨日の夕方の雷雨の後、急激に冷え込んできたが、今日の昼間は青空が広がって爽やかだった。
こんな日でないと開かない花もたくさんあるよね。ハナビシソウもその一つ。
最近ではカリフォルニアポピーの呼び名のほうが一般的かも知れないけど、私の子供時代からある花だから、私は今でもハナビシソウと呼んでしまう。漢字で書くと花菱草。そういえば開いた形がひし形をしているかなぁ。
某掲示板にも書いたけど、子どもの頃から花が好きだったので、小学校の頃花壇に植わっていた花たちは立て札を見て名前を覚えたっけ。ルピナスは今ではルピナスと呼んでいるが昔は「のぼりふじ」。パンジーも「三色スミレ」と呼ばれていたような記憶がある。
花の名前も素朴だが、咲いている花も今みたいに改良されてない素朴な花を咲かせていたものだ。
そして、今日開花したこのハナビシソウは昔から良く見かけるものだ。うちではたぶん10年以上前から畑にこぼれ種でいついている。
ヤグルマソウやカモミール、スイートアリッサムとともにうちの畑の古株である。
この前からもう開花死しても良さそうなのになぜ?と思ってみてみると葉っぱが蕾に絡み付いて開けなかったようで、葉っぱをどけてやるとすぐに開いた。今年はあまり大株でもないけど、2,3年前には100個ほど花を咲かせた見事な株になったこともあるよ。
中庭には2,3日前からフリチラリア・ミハイロフスキーが咲いている。年末に半額処分になっていた球根から選んだもので、ちょっと地味っぽいけど、購入してみた。これもあっという間に葉っぱを出して、何時の間にか茎が伸びていて蕾をつけていた。蕾はバイモの仲間らしくうなだれているが、急角度で折れ曲がっているので、最初は茎が折れてしまったと心配してしまった。
咲いていてもなかなか気付かないほど地味だけど、最近地味好みの私は妙にこの花が気に入っている。
畑の陽光桜は青空をバックにこんな鮮やかな色で咲き誇っているよ。
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