ヒトリシズカ
今日は幸い特にこれといった用もなかったので、再び近くの里山に一っ走りしてきた。
そろそろフデリンドウが咲いてるかな?と思ったからね。
お天気はとても良くて、川の堤防上の道を走っていると、遠くに徳島の矢筈山であろう雪山が見えている。
こんあにはっきりと見えるのは今の季節にしては珍しい。
子供のお昼ご飯は作ってきたけど、ご飯が足りなくなって私の分は途中のコンビニでおにぎりとお茶を調達した。
登山口には珍しく車が一台もとまってない。こんなお天気のいい日なのに、平日とはいえ、珍しい。
まずは咲き乱れるナガバノタチツボスミレの群生の中を登っていく。シロバナハンショウヅルもチエックするが、うちに植えてあるほうが少し早く咲きそうだね。去年見かけたホタルカズラはやはり咲いてない。伐採の際に踏み荒らされたのか、それとも単に時期が早いだけなのか。
先週ちょこっと来たときにはまだ咲いてなかった登山道わきの山桜がちらほら咲いてるよ。そういえば、来る途中もあちこちでソメイヨシノが咲いていたね。まったく、桜だけは気温に敏感だ。途中でいつもの樹林帯のコースに入る。10日ほど前にスハマソウの群生を見た場所
を思い出しながら歩く。その目印がちょっとうろ覚えだったけど、なんとか見つけることが出来たよ。
スハマソウ(正しくはケスハマソウ)の花は尾の前よりももっと増えていて、斜面の上のほうまで咲きあがっている。
こんな花も咲いているよ。
そして、驚いたことにヒトリシズカが咲いていた。ほかにたぶんホウチャクソウだろうか?まだ花が咲いてなくて、芽だしをしたばかりの株がいっぱい見える。なんてことだ。ここは山野草の宝庫だったんだよ。
だけど残念なことにデジカメのバッテリーが・・。山に来てバッテリー切れは初めてだ。近くの山だと言うので、ちょっと油断したね。
仕方ない、また撮りなおしにくるとしよう。
それにしても、うちから近くのこの山がこんなに野草の宝庫とは知らなかった。恐るべし、里山。
それから先ではイカリソウを見つけた。イカリソウの葉っぱらしきものはいっぱい見かけたんだけど、花が咲いているのはこの株だけだね。
デジカメのバッテリーが完全にアウトなので、氏阿多なく携帯で撮るが画像がちと小さすぎた。わかるかなぁ?
頂上までは後少し。暑いのでアセをダラダラ流しながら、辿り着いたら、素晴らしい展望が待ってたよ。
ピークでは小学生ぐらいの可愛い女の子とワンちゃんを連れた同じ年配の女性と知り合いになれた。
その人もここ10年近く四国の山を登っているそうで、クマガシソウやシコクイチゲの群生も見たそうだ。
ユキワリソウのことを訊かれたので、この人なら教えても大丈夫と判断して、教えて差し上げる。彼女もユキワリソウ(スハマソウ)の群生に大喜びだった。また、ヒトリシズカを見るのは初めてだとも。
下ってしまってから、今度是非一緒にどこかに上りましょうという話になり、お互いの携帯の番号とアドレスを交換して別れたよ。
山好きなもの同士は直ぐに仲良くなれるところが不思議だね。(^_^)
あ、そうそう、書き忘れたけど、ミツバツツジもそろそろ咲き始めそうだよ。それにフデリンドウはやっぱり蕾だったけれど、山頂ではシハイスミレが開花してた。
コメント