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2005-11-03

川辺のヨメナ

今日は祝日だったので、飛び入りの予定が入ってきた。

末っ子が部活のバレーの練習試合があるとのことで、朝から西の方面に30分ほどの学校に送ることに。

試合が始まるまでの1時間ほど、同じく送迎をしてきたお母さん仲間と、もう少し西のほうにあるパンが美味しいという喫茶店でモーニングを食べることに・・。

Dsc01032

お店は川の土手をしばらく走ったところにあった。

実家よりもう少し西にある町だけど、こちら方面には用事もないので、滅多に来ることはない。お母さん仲間の一人の方は、7月にご主人を亡くされたばかりだ。子供さんはうちの末っ子と同じ中二。お葬式にも親子で参列させてもらったが、その後立て続けに、二度ばかりお母さんと買い物先で会ったのだった。マラソンをされるということで、ほっそりとした綺麗な人で、偶然、彼女も山が大好きなことがわかった。

今日も顔を合わせると直ぐに「日曜日に三嶺に登ってきたんですよ」と仰る。

山で滑って転んだそうで、美しい顔の目の上に小さな傷を作っている。

モーニングの誘いを断らなかったのは、その山のお話が聞きたかった所為もある。

三嶺は「みうね」とも言い、200名山だかに入る高知と徳島の境にある美しい山で、四国ではファンも多い。私も一度は登ってみたいと思いながら、まだ果たせていない。

徳島側から登るよりも高知側から登るのが、アクセスも遠いし、行程もきついそうだが、山の良さがよくわかるとか。心の奥深くは知る由もないが、ご主人を亡くされた悲しみもそれほど見せず、元気に過ごされているようで、安堵した。

そして私はといえば、携帯で撮った山頂付近の画像などを見せていただき、また、山への思いを膨らませたことだった。

Dsc01037 喫茶店の近くを流れる川のほとりには、ヨメナが今を盛りと咲き誇っていて、この紫色の花に目のないわたしはまたしても車を停めずにはおれない。

セイタカアワダチソウも丁度ヨメナと同じぐらいの草丈で咲いていると、それほど憎めない。

Dsc01039 こちらはもう一箇所帰り道になるので立ち寄った 、私の野草観察のポイント。コウゾリナが綿毛をつけ始めていた。

Dsc01041_1 ツリガネニンジンもまだ少しだけ咲き残っていた。白いツリガネニンジンと思われる株が種をつけていたので、種を少し採取した。

Dsc01049 ここでもヤマハッカ、ワレモコウ、シロバナサクラタデ、ヤクシソウがまだ咲いていた。

小高い山と山の合い間の細い谷を農地にしているのだけど、畑の直ぐ横にまで山が迫っているので、野菜のすぐ傍らにヤクシソウやヤマハッカが咲き乱れているんだね。

このヤマハッカの花、やっぱり私にはキツネの顔に見えるよ(^^;)

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コメント

keiちゃんの足の運ぶ所に野草あり~~って感じだね。ほぼ毎日のように見てるんでないかい~笑)山の話をしてるkeiちゃんはいつも輝いてるよん。^こ^)~★
野草の名前にも笑ってしまうような名前が付いてるのよね、どうしてこんな可哀想な名前を付けてんだろうと思うのも有るし、いろいろ調べてみると面白いよね。
今盛りのセイタカアワダチソウも色んな野草とミックスすると中々いい感じだね。

keitann様 こんばんわ
今日の散策がもう記事になっています。
主婦業でお忙しい合間にこれだけのことをこなされるのですから、女性のパワーは底知れません。
今日の画はすべてが麗しい緑、あるいは黄色に見えます。
そういうお天気でしたのでしょうか。
セイタカアワダチソウさんは背高では、名前負けしていますね。
それとも嫁菜の嫁様が大女さんなのでしょうか。
コウゾリナは今でも花があるのですか。
なかなか精力の強い草ですね。
ツリガネニンジンは花がぽってりと丸っこいですね、個体差、地方差が面白いです。
ヤマハッカに狐さんの面影を見つけられたのですね。
小生はそう見たことがなかったので今度見直してみます。

matikoさん、おはよう。何しろこちらは田舎なもので、車でちょっと移動する=野草散策みたいなものです。銀行など、街中に行くとき以外は大抵カメラを持っていきますよ。あ、それと私の車には登山靴と四国四県の地図はいつも積んでます。
いつなんどき見たいものが現れるかわからないし、急に思い立って、山方面にドライブすることもあるから。それと、私は視力がすごくいいみたいで(近くの細かいのはダメ、あはは)中央分離帯のヒナギキョウなんかも運転席からはっきり見えます。という訳で、運転していても花が良く見えるので、その都度停めて・・。
セイタカアワダチソウとススキは今の時期、どこででも目につくけど、ノギクとのツーショットは初めて。色の取り合わせがなかなか素敵でしたよ。黄色と紫は確か補色の関係だったと思うけど、曇り空の下だったから、どぎつくは感じませんでした。

ぶちょうほう様、おはようございます。
昨日のは散策というほどのものではなく(ほとんど歩いていません)すべて、車道の直ぐ近くに生えていたのを撮影しただけでした。時間にして30分もかかってないですね。普段通らない道を通るときは、いつもワクワクします。どんな風景なんだろう?とかどんな花が咲いているのだろう?とか。子供時分から、そんなでした。
昨日はこちら、特に西讃方面は、午前中、時折、雨がぱらつくようなお天気でした。これが1日みたいな快晴だと、また違った光景になっていたのでしょうね。
ツーショットで撮ったセイタカアワダチソウはどうやら草刈にあった後で新芽が展開したらしく、この場所のだけが草丈50センチほどで、ヨメナと横並びでした。ヨメナは車で走っていると、この時期どこででも咲いていますが、好きな花の一つです。
ツリガネニンジン、この場所は20株ほど群生しているのですが、このぽってりとした花の隣りの株は細長い花で、固体差があってすごく面白いです。シベが長いので恐らくサイヨウシャジンではないかと思っているのですが。
秋田駒で見たハクサンシャジンとは姿かたちが全然違いますね。

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