晩秋の大川山散策
週末に旅をして紅葉を眺めてきたばかりだと言うのに、またしても山に行きたくなった。
道すがらに紅葉を眺めるのと、その紅葉のただなかに身をおくのとは、やはり全然別物。
眺めるだけではもう満足できない自分になっている。
日曜は朝から午後2時ぐらいまで用事があるので、天気がよくてあまり用事のない平日ということで、急遽、昨日の昼前から出かける。
竜王山に行こうか大川山(だいせんざん)に行こうかと迷うが大川山には秋にはあまり行ってないので、大川山に決める。
↑画像は途中の車道脇で見かけたリュウノウギク。
大川山にはもう何度となく行っていて、今年に入ってからでも5度は行っているだろう。
山頂まで車で上がれるが、私はたいてい8合目に車を置いて、そこから山頂付近を散策することが多い。
麓から紅葉した山がちらりと見えたので、画像を撮るために車を停めてみた。
足元にはトウダイグサだろうか、綺麗に紅葉していて、ノコンギクとの取り合わせも可愛い。
いつもの山道に向かってハンドルを切る。
入り口にたて看板があって、途中から通行不可能となっている。しかし迂回路があるようなので、そのまま進む。
天気は平野部では晴れていたが、山のほうは曇り。
いつも車を停めて野草を観察する場所に着いた。夏はホトトギスが鳴いていたが、この季節はさすがに小鳥も鳴いていない。
車道傍らにはリュウノウギクが群生していた。
林の中には真っ赤なマムシグサの実も見える。ヤブムラサキはすでに実を落として黄葉している。
この前、綾南で見たリュウノウギクは花びらがよじれていたが、ここのは綺麗な形だ。 良い香りがあるというので、葉っぱを一枚むしって嗅いでみる。ほんと、微かだけど、心地の良い香りだ。後で知ったのだけど、葉を揉むと、もっと香りが漂うそうだ。残念。
不思議とリュウノウギクが咲いているそばにはヤクシソウも咲いている。
この辺りで、標高は600mぐらいだろうか?紅葉はこんな具合。
keitann様 こんばんわ
大川山を「だいせんざん」と読むとはおどろきました。
この花達を見ると三河の山とあまり違わず、違和感無く楽しめます。
マムシグサの赤い粒が美味しそうですね。(おいおい、食べるんかいと言われそうです)
リュウノウギクこの姿は安定感があり、好もしく目に映ります。
投稿: ぶちょうほう | 2005-11-17 20:40
ぶちょうほう様、こんばんは。早速のコメントありがとうございます。
そうなのです、大川山と書いてだいせんざん、なのです。今、この大川山のある琴南町が出している地図を見なが書いてますので、間違いないようです。
三河の山には登ったことがないので、よくわかりませんんが、リュウノウギクやヤクシソウなどを見るとほっとしますね。マムシグサは初夏にはずいぶん見たのですが、その割には実は少なかったです。花材用に採る人がいるのかも知れませんね。この赤は私はちょっと口に入れる気にならないのは、初夏の花の姿を見ているからでしょうかね?
投稿: keitann | 2005-11-17 22:03