2005年、野山の花ベスト100,10月②
なんといってもこの秋いちばんの出会いはこのイヌセンブリとの出会いだった。
県によっては絶滅危種に近い扱いになっていることもあるそうで、それが何気ない散策で見られたのだから幸運だった。近くに私の大好きなキッコウハグマが群生する場所もあり、その後も二度ばかり訪れることになった。
アサマリンドウでもなくツルリンドウでもない普通のリンドウに出会ったのも三年ぶりかな。こちらの山ではたいていはアサマリンドウを見ることのほうが多くて、この身近な低山でリンドウと出会えたのは、軽い驚きだった。
この低山の山頂一体で正しく群生をしていたヤマラッキョウ。ヤマラッキョウも去年までは名前は知っていても何故か実物を見ることが出来なかったのに、今年はあちこちの山で見ることが出来た。しかし、このときに見た群生が一番素晴らしかった。
棘のないアザミと憶えておくと間違いがなさそうだ。
タンキリマメは9月に花を撮影したのがあったが、アップし忘れたので、赤い実のほうをアップしてみる。
これもツルリンドウと同じで実のほうが目立っていると思う。
外来種で、最近どんどん増えているようだけど、このオレンジ色の花の色が気になって仕方がないベニバナボロギク。
ビナンカズラとも言うようで、そうそうどこにでもはないので、見つけると嬉しくなる。
keitann様 こんばんは
野草にとって10月は稼ぎ時ですね。
素敵な花達が満を持して咲きあがってきますよね。
イヌセンブリ:まだ見たことがありません。
タンキリマメの赤い莢はオシャレな色使いですね。
サネカズラはこの時期「豪華な赤」ですね。
タムラソウ:清々しい紫色ですね。
野趣:これは野草にあっては重要な要素なんですね。
すべてに野趣があり、どれも夢のような眺めだと思います。
投稿: ぶちょうほう | 2005-12-28 22:24
ぶちょうほう様、おはようございます。
10月は秋の名花が咲き乱れる季節ですね。それに木の実もそろそろ色付く季節ですから、上を見たり下を見たりで忙しい季節でもあります。
野趣・・・ほんとにそうですね。
山野草は野に咲いている姿がいちばん素敵です。野を歩いて可愛い野草が咲いているのを見つけると、汗も吹っ飛びますものね。
花の横で数時間見とれていたいことがよくあります。
投稿: keitann | 2005-12-29 10:56