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2005-12-15

2005年、野山の花ベスト100、5月②

今年の春から夏にかけては天候に恵まれたので、登りやすかったように思う。

03年秋から久しぶりで愛媛の笹ヶ峰にも登ってみた。が・・・、いろいろな事情でピークまで行けなかったのは残念だった。もっとも、中学のときにピークは踏んでいるので、何がなんでも完登を目指すと言うわけでもない。途中のブナの新緑などを楽しめたら、目的の半分以上は達成したようなものだね。

Dsc00512

ギンランだろうか?それともササバギンランだろうか?

登山道の真中に生えて来ているというのに、誰にも踏まれることがなかったのか、清楚に咲いていた。ギンランは今まで二度ほどしか見ていないが、普通は林の中で咲いているのではないだろうか?

Dsc00427 四国では春にはよく見かけるチャルメルソウ。ちょっと湿っぽい場所や沢沿いなどに、たくさん咲く。地味な花だが、葉っぱを見るとツボサンゴと良く似ていて、ユキノシタ科だとわかる。

Dsc00440_1 笹ヶ峰は登り始めは杉の植林の中を歩くが、1時間ちょっと登るとブナやモミジの自然林が始まる。このブナの新緑の中に身を置くことができたのは大きな喜びだった。花はたとえ一つも咲いてなくとも、これが見られただけで満足というもの。

Dsc00447tukubanesou 地味な花の代表、ツクバネソウ。

初夏の山では良く見かける。葉っぱに特徴があるので、花が咲いてなくともそれとわかる。

Dsc00472 8合目付近に建つ、山小屋、丸山荘。私が中一のときに泊まったのもこの丸山荘だった。確か小屋の前で記念撮影したはずだが、そのときの写真はどこにいったのだろう?

手前に咲いているのは小屋の敷地に植わっている石楠花。笹ヶ峰ピークは画像でもわかるように女性的な山容だ。

Dsc00482 9合目付近で咲いているワチガイソウ。

この付近は海抜1700はあろうか?5月下旬に入っているというのに、ようやくダケカンバの芽吹きが始まったばかりだった。

コメント

keitann様 こんばんは
○一番最後のワチガイソウは四国では珍しくない花ですか?
小生はあまり頻繁には出会わないのです。
○ギンランかどうかですね。第一印象はギンランと思いましたが、さぁどうなることでしょうか。
○チャルメルソウもそうザラには無い草で、今年はついに一度も出会いませんでした。
撮り難い姿を適確に掴んでいますね。
○ブナの若葉は心を伸びやかにしてくれますね。
○ツクバネソウの奇抜な造形をじっくり鑑賞させて頂きました。
○石楠花はもともとの種類ですか?素敵な色ですね。造花のようなと言うと、逆だと叱られそうですが、綺麗な姿です。

ぶちょうほう様、コメントありがとうございます。
ワチガイソウは実はこのときが初めての出会いでした。四国でもあまり見かけない花だと思います。このときも見かけたのは3株か4株程度ですから、個体数も少ないのでしょうかしら?
いかにも清楚な花で好感がもてましたよ。
チャルメルソウがざらにはない花というのも、驚きです。こちらでは春になるとちょっとした山のあちこちで、たくさん咲いています。シコクチャルメルソウというのもあるのですが、細かい相違点や特徴などをまだ勉強していません(^^;)
シャクナゲはホンシャクナゲと言われるものでしょうか。これも1000mを超すあちこちの山の稜線などでたくさん自生していますが、そのわりに花が咲いているのは少ないですね。

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