2005年、野山の花ベスト100、5月③
林道を車で走っているとなにやら黄色い花がちらりと視界をかすめた。
初めて見るキンランの花。あちこちの掲示板で画像だけは見ていたので、直ぐに名前がわかる。
それにしても、さすがにランの花だけあって、端正な姿形は惚れ惚れするばかり。
花も勿論綺麗だが、キンランやギンランは全体の姿がとても優美だと思う。
一面に咲いたガマズミの花。これだけ咲くと、秋の実もみごとだろう。
皿が嶺でもよく見かけるが、県内の山で見たのは初めて。
今年はこのギンリョウソウによほど縁があったのか、良く見かけたが、ここで見たものが一番綺麗だった。
尾根道で季節になると群生するホウチャクソウ。剣山の麓でも大群生を見かける。
シックな花だが、案外ファンも多いようだ。
keitann様 こんばんは
この記事を見てよかったです。
○フウロケマンは初めて見聞きするものです。
実に清新な黄色ですね。
○キンラン:これも綺麗な、新しい黄色ですね、しかし、もうこれ以上花を開かないでしょうね。
○ギンリョウソウを小生は馬頭観世音のような・・・と形容しますが、こう云う馬頭観音は四国では見かけませんか?
○ホウチャクソウ:良い時季のものに出会われましたね。
○きんぽうげの花とタンポポの穂綿の有る山道・・・麗しい景色ですね
投稿: ぶちょうほう | 2005-12-16 22:59
フウロケマンも私の手持ちの山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」で調べると、中部地方以西の分布となっています。
この画像は大川山の海抜800程度で見たのですが、皿が嶺でも、登山口までの林道わきに咲いています。海抜は精々700もないと思います。1000mを越すような高いところでは見たことがないですが、このレモン色は私も大好きな色で、春先に見ないと淋しい思いをしますね。
馬頭観音というのは浅学なもので知りませんでしたが、検索してみました。馬頭観世音の頭上の馬頭に似ていると仰るのですね。ほんと、そう思いますよ。確かに馬が頭を垂れた姿に見えます。
たぶん、来年からはこの花を見ると「馬頭観音」という言葉が連想されるのでしょうね(^^;)
投稿: keitann | 2005-12-17 17:19