« 2005年、野山の花ベスト100、5月③ | メイン | 2005年、私の庭の花ベスト100、5月、① »

2005-12-15

2005年、野山の花ベスト100、5月④

嗚呼・・・5月もやはり④に突入してしまった。

画像を見ながら、もう一度、早春の花の季節や新緑の季節に戻れるのは、一時の間でも寒さも忘れて心地よい。ご覧くださる方にも、少しでも暖かさうや心地よさを感じていただければ、幸いです。

Dsc00779

まずは、何度も登っている大川山なのに、今年初めて花に出遭えたオンツツジ。新緑とこの朱赤がすごくマッチしている。このときも勿論、行き会う人は誰もおらず、一人でこのツツジを堪能出来た。

このオンツツジは徳島の山に多いらしく高越 山や船窪山(私はまだ登ったことがないですが)全山が真っ赤に染まるほど群生するとか。アケボノツツジやゴヨウツツジもそうだけど、山のツツジは大きくて樹高が5mを越すものがざらだ。ここ大川山の尾根道でも普通に正面を見ながら歩いていては咲いているのもわからず、真っ赤な花が落花してて初めて上を見上げると咲いていたと言う具合。

Dsc00770_3 フタリシズカは季節になるとどこででも群生するのを見かけるが、このフタリシズカは珍しくひっそりと林下で咲いていた。

Dsc00578 去年は見ることが出来ず、今年は再び、じっくりと鑑賞できた、ラショウモンカズラ。

Dsc00806 山で時々見ることの出来るジュウニヒトエ。

Dsc00801_2 ↑のラショウモンカズラやジュウニヒトエがすぐわきに咲いていたのは、この遊歩道を歩いていたときのこと。

体が緑に染まりそうな新緑また新緑の中を歩く。

Dsc00505 おまけ画像。山を下りると、里ではこんな風に麦秋の光景が広がる。

この辺りは讃岐うどんの美味しい場所でもある。

コメント

keitann様 オンツツジの分布は紀伊半島と四国九州だそうです。
三河にはないツツジということで、この写真を見て「レンゲツツジかな?」と思ってしまった言い訳をしています。
○二人静が、良い空間で咲いていますね。
○羅生門カズラとジュウニヒトエはどちらもシソ科ですね、三河ではまだ羅生門カズラを見たことがありません。ジュウニヒトエはこれもあまり出会いません。名前が良すぎますね。
○この遊歩道は「緑滴る・・」と言う形容がぴったり当て嵌まりますね。
○麦秋:今年は麦の畑をこの画で初めてみました。
麦の作付けが随分少なくなったものですね。

オンツツジって知りませんでした。
ブログはいいですね。keitannさんが独りで堪能してた風景が、知らないヒトでも楽しめるんですから、
ボクも、ボ〜ォと見蕩れてました。言われる通り、新緑とオレンジの色合いがとてもキレイです。人為的にこの色彩を再現すると、嫌みに見えるんですけど、
自然な色彩は、どこまでも美しいですね。

ぶちょうほう様へ。
オンツツジの分布は紀伊半島と四国九州なのですね。キレンゲショウマの分布とぴたり重なりますね。どちらも比較的暖かい地方の山ということですね。
キレンゲショウマはそれでも深山幽谷に行かないと見れませんが、オンツツジは徳島では車で頂上付近まで行ける山で充分楽しめるようです。今年の春には私の親友のお母さんも見てこられたそうで、ものすごく感激されたとか・・。
不思議と愛媛では余り見かけないように思います(愛媛はその代わりに、アケボノツツジやヒカゲツツジが多いとか)大川山は徳島との県境の山ですから、尾根道で割合多く見かけます。
ラショウモンカズラも愛媛の山に登らないと見られないと思っていたので、県内で見られるとわかったのが収穫でした。ジュウニヒトエも園芸種のアジュガは幾らでも畑に咲くんですけど、自生のは意外に見ませんよね。

アッキーさんへ
オンツツジ、私も先ほど知ったのですが、九州にも自生するそうですから、これから実物を見るチャンスもありますね。だけど、九州と言えば、ミヤマキリシマがあまりにも有名なので、他のツツジが霞みそうですね。
このツツジの赤は朱赤で単独で見るとものすごくどぎついような気がするけど、緑が新緑の柔らかな色なので、爽やかに見えるのだと思います。早春の花も好きだけど、こういう樹木の花もいいものですよ。特にこの山は剣山みたいに有名じゃないので、平日なんてほとんど誰にも出会いませんで、静かなお花見が出来ます。
一旦、有名になると人が押しかけますから、自分で花の見頃とポイントを憶えるととても具合がいいのです。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ