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2005-12-11

2005年、野山で見た花ベスト100、3月③

1,2月で一つのエントリーを書くのがやっとだったのが嘘のように、3月は上旬、中旬、下旬それぞれで一つのエントリーになりそうだ。

それぐらい、3月を境にして、野山の花が咲きあがってくると言うことらしい。

頭ではわかっているが、こうして総復習をすると、ことさらよくわかる。

Dsc00102_1

この愛らしいピンクの花はウグイスカグラの花。ウグイスカグラは名前だけは知っていたのだけど、今年の3月21日に満濃池のほとりを散策していて、初めて出遭った。芽吹きも始まっていない茶色の枝に、こうしてピンクの花が先ず咲くと言うのは、自然界の妙だ。

私のカメラではどうにもピントが合わないので、このときは着ていた上着の生地をバックにして、ようやくここ小さい可愛い花が撮影できた。この後で、ウグイスカグラの木がたくさん生える場所を見つけたので、今年は花の季節に合わせて登れそうだ。

Dsc00123_1 3月27日に撮影したケスハマソウ。

こんな可憐な花が近くの里山に咲くこと自体、不思議だった。

近くに住んでいる知人の話では、ここにこの花が自生することはかなり以前から、野草好きの間では知られていたようだ。一旦は採り尽くされて消えてしまったと思われていたようだが、何時の間にか復活していたと言うことらしい。今では山歩きブームで、山を歩く人が多くなったことが却って監視の役目をしているのかも知れない。

しかし、そんなことは人間界の都合であって、咲いている花はそんなことには関係なく、超然と咲いている。この里山にこんな可憐な花が咲くと言うマジックをいつまでも信じたいもの。

Dsc00087

やはり3月下旬に撮影したタチツボスミレ群生。

3月末にもなると、どこに行ってもスミレだらけという状態になる。聞くところによると、スミレの開花と桜前線は一致しているそうで、桜の蕾が膨らむ頃は、足元にはスミレが咲くと言う按配だ。

Dsc0020 3月末は忙しかったのか、思ったほど花の画像が多くないので、こんな山道画像でも、アップするかな。

3月26日撮影の大川山の尾根道。

3月末の標高1000mはまだまだ緑色のものはなく、木々は裸木の状態。しかし、陽射しの明るさが春の兆しを如実に語っている。

コメント

keitann様 こんばんは
上4つの画の中で、山道の写真は強く心に訴えかけてきました。
「春を直ぐそこまで呼んできてるよ」というような顔をしているように見えたりします。

ウグイスカグラはこの時季ですので可憐さが際立ちますね。
小生のような老眼ではなかなか見つけられない花となりました。

ケスハマソウのピンクは素敵過ぎます。
こんな姿を好事家に見つけられたら危ないですね。

菫については、その区別が難しくて、逃げて回っていますが、花はいつ見ても可憐ですね。

初めましてkeitann様 私はロム専門の愛読者だったのですが 鶯神楽で 出ちゃいました。
実家の庭で咲く 母がとても大切にしていた木です。
春一番に咲くけど 春の花にしては ひそやか デジしても上手く写せない(単に私が下手だけ)

だから感動のフォトです。 家は色がもっと薄いでしょうかね。・・記憶が定かでない
その庭は今 住み人なし  
沢山の茶花で埋まっていたのに 7年の歳月は強いものに埋め尽くされています。

ブルートピでいつも皆さんのお話を楽しく読ませていただいています。
私も元気だったら 絶対ブルートピに伺いたいと思って読ませていただいています。
でも 少しだけ種まきトピで 楽しませていただいています。

これからも keitann様 の楽しいお話 読ませていただき元気を貰いますね。

あ 種まきトピのはなさんって方も山好き 花好きで時々山からの素敵なお花の写真 見せていただいています。

ごめんなさい 長い文章

ぶちょうほう様、コメントをありがとうございます。
花好きはともすると花の接写画像ばかり撮りがちで、私もそうなんですが、レンズを下にばかり向けず、前や上に向けると、とてもおおらかな気持ちになれますね。帰宅して画像をチエックしても、風景や樹木の画像が新鮮に見えます。
山ではすべてのものが楽しめます。花、樹木、空風の匂い、空、落ち葉など。まさに五感に訴えかけてきます。
たぶん、山の好きな人なら誰でも、この画像を見てこの場所に身を置きたいと思うのではないでしょうか?

デージーさん、いらっしゃいませ。私のことは普通に呼んでくださいね。ぶちょうほう様は、何しろ私の大先輩でいらっしゃいますので「様」付けになっていますが(^^;)
ブルトピのほうもロムされているのですか~?なんだか二つの顔を知られているようで恥ずかしいですね。(と言ってもどちらも花のことがほとんどで変わり映えしませんが)
このブログもロムしてくださっていたなんて、あらためて感激しました。いつも書き込みをしてくださる方以外にも、ロムしてくださってる方がいらっしゃるというのはなんか嬉しいものですね。うちの畑の花のことを時々ご近所の方が「綺麗に咲いているから、回り道だけど、こっちを通ってみた」といわれた時と同じような気持ちになりました。

思い出のウグイスカグラだったのですね。この花はどこにでもは咲いてはいませんね。春まだ浅い頃に、先駆けて咲く花だから印象も強いのでしょう。お母様が大事にしてらしたなら尚のこと・・。今は誰もお世話する人のいないお庭・・時にそういう家を見ることがあって、庭は手入れする人がいなくなると、変わりますね。茶花は私も大好きで、でも放っておくと、ミズヒキやホトトギスなど強いものばかりが増えそうです。私も幼い頃に父や母が植えていた花や樹木は今でも覚えていて懐かしく思い出します。
デージーさんも種まき好きでいらっしゃるのですね~。ぜひ、ブルトピのほうにも書き込みして下さいませね。
そして、この好き勝手なことばかり書き散らしているブログのほうにも、どんどん、コメントくださいませ。お花の話、その他、いつでも大歓迎です。

ちょっと駆け足で見てきたんですが、私の大好きなスミレちゃんたちがいて、思わず心躍りました♪
やっぱ野のスミレはいいなぁ!!

春の野でスミレが花盛りになるとほんと嬉しいですね。
ほんとにどこに行っても咲いてるんだけど、何度見ても可愛くて、撮影せずにはおれないのです。山に登ると、ほんとに小さな小さな草丈2センチほどのスミレも咲いてるんですよ。思わず足を止めて見入ってしまいます。

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