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2005-12-11

2005年、野山で見た花ベスト100、3月②

3月は野山の花もたくさん撮影しており数が多いので、いくつかに分けることにした。

さてこのエントリーのトップバッターはこの画像。

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徳島の神山町というところで3月14日に撮影した梅林。このときは用事で阿南市に行った帰りに、ハードな山里ドライブを楽しんだと言うもの。しkし、ハードなドライブにはいつもご褒美がつきもので、こんな素晴らしい梅林を見たのは初めてだった。神山町から旧美郷村にかけては梅が4万本植わっているそうで、山道のドライブが苦にならない人なら、それはもうお薦め。私は剣山にはよく行くので、貞光から南に向いては良く走るのだけど、こちら方面は初めてだったが、これ以後、剣山スーパー林道なども走ってみたいと思うようになった。

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このときに初めて見た樹木、アオモジ。

シロモジ、クロモジは勿論知っていたが、淡い緑色で咲くアオモジは、それ以後、愛媛や香川でも見ていない。割合、高度の低いところで咲いていたので、暖地性の植物らしい。

Dsc00173 3月19日撮影のユキワリイチゲ。

こんな風にお日様に向かって花びら(正確にはガク)を広げているのを見るまでに、一体何度通ったことだろう?3度目の正直だったかも。しかし、信じられないし、嬉しくもあることだが、この場所に、この花を見にきても、誰にも出会うことはない。

幹線道路からほんの一分歩いた場所ですが・・。

Dsc00191_1 同じ日にユキワリイチゲのすぐそばでたくさん咲いていたアワコバイモ。

こちらも無論、誰も注目する人などいないので、ゆっくりと楽しみます。

Dsc00138 3月15日撮影のアオイスミレ。

スミレの仲間では他のものに先駆けて咲くようだ。

タチツボスミレが見頃を迎える頃には、このスミレの花は咲き終わろうとしている。

葉っぱは葵のご紋みたい形をしていて、花にも特徴があるから、一度憶えると、直ぐに見分けがつく。

コメント

keitann様 これは素晴らしい景色と花達を並べられたものです。
先ずは梅林。こんな広大な心の広がる梅林は珍しいのではないでしょうか。
香りは届いてくるのかどうか。

アオモジは珍しいですね。小生は初めてです。

ユキワリイチゲ・・聞きしに勝る眺めであります。
これは夢のような光景ですね。

アワコバイモ・・こういう純和風のものはいつまでも残って欲しいものです。
行ってみて見たいです。

アオイスミレ・・・菫は降参しときます。

梅林は紀州に行けば、大規模なものがあるそうですが、同じ四国にこんな素敵な梅林があるというのは私もこのときまで知りませんでした。
梅の花が特に好きなわけではないですが、こうして山の斜面を埋め尽くすと、これはもう全然別な魅力を持ってきますね。この日はまた粉雪の舞い散る特別寒い日だったですが、寒空の下の梅林もきりっとして良かったですよ。
ユキワリイチゲ、アワコバイモがこの場所に咲くことは野草友達に教わったのですが、赤星山のカタクリや剣山のキレンゲショウマと違い、人には知られていないのでひっそりと咲いているのでしょうね。
すぐ傍に温泉の建物があるという、とても信じられないところなのです。地元の方の草刈など適度に人の手が入って、良い環境が保たれているようです。温泉に入りかたがた、早春のお花見行脚もいいですね。
愛媛でも皿ヶ嶺という山が早春の野草の宝庫ですよ。

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