一年中で一番寒いといわれるこの時期だけど、讃岐平野ではこの時期に麦の芽ぶきが始まる。麦の播き時は田植えのときのように目につく作業ではないのか、実際に麦を播いている作業はあまり見かけたことがないが、11月ぐらいに行われるのかな?
陽光が段々強くなるにしたがって、麦も青々と成長して行き、その様子はそのま春が近付いているイメージと重なる。讃岐は昔から二毛作が盛んな土地柄で、私の子供時分は今よりもっと麦畑が多かったような気がする。想像だけで書いているが、うどんの美味しい土地は麦作も盛んなようだ。満濃辺りは美味しいうどん屋が多いが、麦畑もまた多い。
近付いてみるとまだまだ麦の芽が小さいので、しょぼい草が生えているみたいだが、3月ともなると土が見えないほどに、青々とした麦に覆われる。
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