« 徳島の山を展望する | メイン | 帰路 »

2006-02-14

雪の上をお散歩

徳島の山々を展望した後、道はまだ問題なさそうなので、進んでみる。

直ぐに分岐に差し掛かり、右折すると竜王山キャンプ場と標識が出ている。

ここからは道がさすがに林道のような細い道になる。この道は以前にも走ったが、竜王山直下を山に沿って走っているのだ。ものの5分も走らないうちに、まだとけていない雪が道路上に残っている。あと3~4キロで阿波竜王直下だけど、無理はできないので、Uターンした。そして来るときに赤布らしきものが見えたので、そこから少しだけ山道を歩いてみることにした。

国土地理院の地図を貼ってみる。

51341000

赤いラインが車で走ったところ。青いのは歩いたところ。

緑の点は、徳島の山々を展望した場所だろうと思っている位置につけた。

Dsc00604 車でr走っていたときに目にしたのはこの赤布。近寄ってみると寒風越えと書いてある。竜王山の稜線上には寒風峠、竜王峠、三頭峠など何箇所かの峠があり、車道が出来る前は讃岐と阿波の行き来に使われていたらしい。

一応、山靴はいつも車に積んでいるので、靴だけを履き替えて歩き始める。

Dsc00606 雪は多いところでも10cmほど。林道から少し登ったら、あとはトラバースしているようだった。

Dsc00610 雪の上に点々と穴が穿たれているのは木に積もった雪が解けて落ちたあとだろうか?不規則な跡なので、動物の足跡ではなさそうだ。

考えてみたら、今冬は私の住んでいる辺りは全然雪が積もらなかったので、雪の上を歩くのはこれが初めてかも。

Dsc00612 風もなくて、歩いていると暑いくらい。

Dsc00613 馬酔木の木はあちこちに見えているが、蕾のついた木は案外少ない。

この冬は寒かったので、蕾が固そうだ。

少し先はどうやらカーブしていて、その先は見通しが良さそうな感じだったが、なにぶん、山歩きをするつもりで出かけてきてはいない。時間も遅いし、去年イノシシを見たばかりなので、こんなところで、一人でイノシシと出くわしても嫌なので適当なところで引き返す。

ツツピーという鳴き声がするので、そちらを見たら、つい数日前に自宅で見かけたシジュウカラが木にとまっていた。本来はこうして山に棲んでいる小鳥が、自宅に来たのかと思うと、なんだか嬉しい。

最初登り始めた赤布のあった道はどうやらちゃんとしたルートのショートカットだったようで、下りは正規のルートを辿ってみた。他にも踏み跡らしきものやどう見ても山道に見えるものが、あちこちにある。集落も近いし、やはり昔からよく通られた道だということだろう。

所々で、早くもスミレの葉が出ていた。

コメント

keitann様 こんにちは
山歩きの虫がうごめき始めたようですね。
足の故障も癒えたようですし、ピタリと着地がOKになりましたね。
アセビの蕾もソロソロ膨らみ始める様子です。
どうでしょうか、それでも三月の末まで待たねばここに春は訪れないのでしょうか。
シジュウカラは行動半径が広いのですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。
もともと冬枯れの山も好きなものですから、山の近くに来るとどうしても歩きたくなって困ります。
そこで、いつ歩きたくなってもいいように、いつも車に登山靴を積んでいるのです。
去年の三月初めに、この竜王山を香川側から途中まで登ったことがありますが、その時もまだ蕾でしたね。
私のパソの中を「馬酔木」でファイル検索すると、7,8枚の画像が出てきますが、中に4月13日撮影の馬酔木は開花しているものでした。これは標高1200mの愛媛の皿ヶ嶺という山で撮影したものです。山頂で撮影したものですので、4月10日頃には標高1000mでも開花すると言えそうですね。
シジュウカラ・・・勿論、我家に飛んできたのとは違うコでしょうけどね(^^;) この辺では山ではよく見かけますが、平地にはあまりいないような気がしています。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ