ヤマエンゴサクのおとも、ヤマネコノメソウ
2月19日の記事でも書いたが、去年の秋に島根の花友さんからヤマエンゴサクの鉢をいただいた。といっても頂いたときには鉢の表面には何も見えてなくて(当たり前だけど)2月初めまで日陰で管理していた。2月10日ごろに日向に出してきたところ、エンゴサクの芽出しが始まった。それと同時、あるいはそれよりも前だったか、同じ鉢の中にエンゴサクとは別の葉っぱが出ていた。一つは細長くてヒメヒオウギみたいな葉っぱだったが、もう一つはタガラシか何かだろうかと思っていた。しかしタガラシにしてはあまり大きくならないな、などと不思議に思っていた。
そうしたら、これも昨日よく見たら、花が見えている。
なんとタガラシだと思っていたのはヤマネコノメソウだった。(^^;) 今まで山歩きで何度も見ているヤマネコノメソウを花が咲くまでわからないというのは、私も修行が足りないね。
しかし、考えてみれば、この春は雑用が多くて山にはあまり行けず、私はまだヤマネコノメソウを見てなかったのだ。思いがけず、思いがけない場所での出会いとなった。
こんな風にいただいた鉢の土にくっついて他の花の種や根が混じっていることはよくあることだが、嬉しいおまけだった。
くっついてきたものといえば、二年前に大阪のみーこママさんからオレンジマーマレードの鉢が送られてきた。マーマレードといってもジャムの仲間のマーマレードではなくて、れっきとした花木。
去年はなんとか花もちらほらと咲かせてくれたが、今年は寒さが応えたのか、調子が悪い。ところが、うちにきた当初から鉢の中にくっついてきたビオラ・ラブラドリカがこの間から蕾が上がってきたと思っていたら、昨日開花。
よそ様から来た鉢にはこんな風にお目当て以外のものもくっついてきて楽しいことも多いね。(^_^)
こちらはヤマネコノメソウがくっついてきた鉢のメーンの花でヤマエンゴサクの蕾。
かすかにブルーに色付いてきた。開花まで後1週間はかからないだろう。
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