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2006-04-02

脇町~内子お花見ドライブその3

内子には内子座という小さな町の芝居小屋が現存している。

3年前に末っ子と行ったときには内部も見学したのだが、今回は4時半を回ってしまったのですでに公開時間が終了していた。(^^;) 詳しくはリンクを開いてご覧下さい。

琴平の金丸座よりは少し規模の小さい小屋で、文楽などの公演のポスターが貼られてあったから、それでも時折使われているのだろう。

Dsc01028

↑は内子座近くの小さなお寺の門に咲いていた桜。

内子では桜はほぼ7分咲きというところだろうか。

Dsc01032_3 山門のわきに二本の桜の古木が植えられていてそれは見事だった。

幹なども苔むして、ノキシノブまでついている。

Dsc01024_2  商店街には旧暦の雛祭りまでなのだろうか、ここでも各商店のショーウインドーに雛人形が飾られてあった。中にはこんな風にそのお店の女児のものだったろう、産着も展示されてあってほほえましい。

Dsc01038_1 下芳我邸はどうやらお蕎麦屋さんを経営しているようだった。雛とともに窓先にはやはり鉢植えの花が飾られていて、中には白花のシコクカッコソウやリュウキンカの花も。

Dsc01021これは上芳我邸の近くで咲いていたキランソウ。

キランソウは普通は5月頃に見られるが、ときにこんな風に早く咲いていることもある。

内子は和蝋燭で栄えた町だが、この日は平日でしかも年度末だったためか、和蝋燭作りの実演をしている大森屋は店が閉まっていたようだ。

お土産には栗饅頭を買い求めたが、風格のある店構えの和菓子屋さんの商品は玉子ぼーろ、栗饅頭、最中、羊羹だけなのだった。

友人とそのことにまた感心したのだった。たった4種類の和菓子を製造するだけでイマドキ商売が成り立っているのだ。

町並みもレトロだけど、そのレトロな町並みにあった暮らし振りというものに、妙に郷愁を感じる。内子座近くには東屋が整備された休憩所があって、満開の桜の近くの東屋で女子高生2人がいつまでも談笑している。18の時からの親友と「私たちにもあんなときがあったよね~」と顔を見合わせたのだった。

コメント

内子町ですか、なつかしいなぁ〜。学生のこと、研究室で関わっていた町の方々と、まちづくりの視察にいったんですよ。12年前くらいになるとおもいます。伝統的建造物保存地域の運動について見学に行ったんですよ。いちおマジメに。いい街でした。訪れたのは、ちょうど秋だったので四国の紅葉も楽しむことができました。
和蝋燭は、まだおじいちゃんがやっていたときでした。いまでも使えないで、一本だけわずかに火を点しただけです。また訪れてみたいですね。

アッキーさん、こんばんは。
内子にいらっしゃったことがあるんですね。
九州からだとフェリーに乗ってくると便利だし早いですもんね。
そういえば、私が八幡浜まで運転してフェリーで臼杵に渡り九州を訪れたのも12,3年前のことでしたね。四国にはいくつかの特色或る町並みが保存されているようです。
この内子もの~~んびりしていて、私は3年ほど前に初めて訪れたのですが、大好きな町ですね。ちょっと足を伸ばせば、自然が豊かに残った森や山があって、カタクリの花なども見られるそうですよ。次回はそんな野草を見に来たいと思います。

keitann様 こんにちは ヨハンシュトラウスとモンシロチョウの記事以外のところでは、投稿できそうですね。
すると投稿できない、あの記事は何なんでしょうね。

コメントに入ります。
桜は古木に風格が出ますね。
しかしソメイヨシノの寿命は80年位とも聞きますから、その点が寂しいですね。
キランソウが葉のケバケバの中で色鮮やかに咲いていますね。

ぶちょうほう様、こんばんは。
折角コメントにいただいたのに、当ブログのほうで不具合があったようで申し訳ありませんでした。
ヨハンシュトラウスと蝶の記事・・・私からは投稿できるようなんですが・・・。ほんとに何だったのでしょうね。

ソメイヨシノの寿命が短いというのは私もよく聞きます。山桜は相当大きくなったのを見かけますからこちらは300年ぐらいなんでしょうかしら?

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