オドリコソウ群生3
すでに4時半をまわっていたためかお寺の門が閉まっている。本堂には行けそうもない。本堂のあたりから山の斜面になっていて、秋に来た折もその辺りがいろいろな野草が咲いていると思った。仕方ない、お寺前の遍路道沿いに歩いてみる。この遍路道も秋に一少しだけ歩いたが、鬱蒼とした木々の中を通り抜けるところもあり、一人ではさすがに心細く感じるような道だ。
遍路道沿いにはここでもスミレやオドリコソウがたくさん咲いている。
↑画像は初めて見たカテンソウ。群生といってよいほど小さい花がいっぱい見える。実物を見るのは初めてだが、今の時期、いろいろな野草掲示板で見せていただくので、自然と名前は覚えてしまう。
これで開花してるのだろうか?
それほど綺麗な花とはいえないが、緑の葉に落ち着いた紫色の花は嫌味がなくて、好感が持てる。
ここにもやはりタチツボスミレが咲いている。山でタチツボスミレを見ない日はないぐらい、どの山にも咲いている。しかし、その都度撮影せずにはおれない可愛い花。
今年初めて見るクサノオウ。ちょっとした山に行けばよく見る花だ。ヤマブキソウもこの仲間とか。紫やピンク系の花が多い中で、この黄色は非常に目立っていた。
この辺りは植えられたものかそれとも自生のものかわからないが、モミジが多い。そのモミジの種が飛んで芽生えた、幼木ともいえないような小さなひこ生え。直ぐそばにスミレの蕾があって、とても良い感じ。やはり山に来たと感じさせてくれる。
月並みな言い方だけど、心が洗われるようなモミジの綺麗な新緑。なんと言う色だろう。平地ではこんな綺麗な緑はなかなか見ることは出来ないね。
小さな沢に沿って通じる遍路道の両側は鬱蒼とした林になっている。お寺の森だからだろう、樹高15mほどもありそうな大木もたくさん目に付く。低山では季節は何時の間にか桜の季節から新緑の季節へと移行しているのだ。
そして道の傍らにはやはりオドリコソウ。
そして、何時の間にか咲いているムラサキケマン。ムラサキケマンも随分群生していた。
シャガもかなり咲いている。シャガといえば自宅のシャガが今年はたった2株しか咲かなかった。一昨年は困るほど増えていたのに・・。
頭上には同行二人と書かれた札が木の枝に結ばれて下がっている。
keitann様 春が爛漫ですね。
見る花見る花が、みな、春を満載しています。
下の記事で書き忘れましたが、ホタルカズラは良い線行っていると思いますよ。
実物を知っている人間には十分通ります。
こちらにも良い姿がたくさん並びました。
カエデの緑は清潔ですね。
山に入ると、清らかな緑に出会えて、それも重要な要素ですね。
新緑から深い緑に変わっていくこの時季は葉の色の変化も見ごたえがありますね。
投稿: ぶちょうほう | 2006-04-27 10:04
ぶちょうほう様、たくさんのコメントをありがとうございました。
ホタルカズラはいまどきの低山に行くと、必ず出会えそうですね。私は視力がいいのか、車で走っていても、この青は目に飛び込んできます。
山の新緑はこの時期、花にもまして魅力的です。もう少し高山に登れば、今からでも桜や木々の萌える様子ももう一度見られますし、ほんとにいい季節ですね。
明日は一日山に行きますので楽しみです。
投稿: keitann | 2006-04-27 15:14