大麻山ミニ散策、タチツボスミレなど
ここのところ、天候不順や用事のためになかなか山に行けない。
金曜日は仕事がない日なのだが、昼過ぎに末っ子の学校の用事があって、遠出は無理だ。何とか3時前に用事が終ったので、近場を散策することにした。
大麻山は車でで8合目まで登れて、その後は15分も歩いて登れば山頂だ。時間的にちょうどいいので、大麻山に向かう。
この前登った3月末には、山頂付近はまだまだ芽吹きが始まってなかったが、今日はウグイスカグラも咲いていることだろう。
標高600m余りの山頂を麓から見上げると、山頂付近の北東の斜面にはまだ山桜が咲いている。300m程度の低山ではすでに桜はほぼ終ったが、さすがに600mあると様子も違う。
登り口(車での)手前で、黄色い花が見えた。下りて確認するとやはりキケマン。この時期はこのケマンソウの仲間、コリダリス属の開花時期だ。キケマンは今まで海岸に近い低山で見ることが多かったが、今日の大麻山は海岸に近いとは言えない。まぁ、そういうこともあるだろう。
道が登り道にかかって山らしくなると、途端にクサイチゴが目立ち始めた。このクサイチゴ、真っ白な花でよく目に付くし、実際、この時期はほとんどの野山で見ないことがないぐらいだ。
それにしても大麻山はこのクサイチゴやムベ、アケビなど絡みつき系の植物が多い。木にこの手のツルが絡まり始めると山も荒れてくるような気がするのだが・・。
うちの畑でも放っておくとヘクソカズラ、ヤマイモなどがひどいのだ。
赤いカミキリムシがヨモギの葉っぱにとまっていた。綺麗な色だ。この前のルリタテハといい、山にもいろいろな昆虫がいっぱい出始めたようだね。ムラサキケマンの花も見たが、画像が全部ピンぼけだ(^^;)
びっしりとコスミレが咲いていたが、今日は道の傍らにはタチツボスミレがいっぱい咲いている。恐らくナガバノタチツボスミレだろう。
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