皿ヶ嶺、その後、ジロボウエンゴサク
昨日は野草友達のRさんと、この春二度目の皿ヶ嶺に行ってきた。
もともとは岡山と鳥取の県境にある岡山森林公園にイワウチワを見に行く予定だったのが、今年は寒くて花が遅れていると言う情報があり、急遽、皿ヶ嶺に変更にしたのだ。
予報ではそれほど良さそうな天気ではなかったのに、朝から青空が広がり、気分もっすっきり。待ち合わせ場所でRさんを拾い、そのまま高速に乗る。
川内インターまでは2時間弱。道中目にする山肌は桜もミツバツツジもほぼ終わり、この時期はなんと言っても朱赤のヤマツツジが新緑の中で存在を主張する。
これは下山後に上林から撮影した皿ヶ嶺画像。皿ヶ嶺は標高700mより上はほぼ自然林なので、この時期はまだ芽吹きの始まっていない木々で山全体が茶色に見える。
登山口までにも、ところどころで花が楽しめる場所がある。フウロケマン、ツルカノコソウなどだ。そして↑画像は、やはりそんな道中に咲いているジロボウエンゴサク。今年、お初の出会いで嬉しくなる。丁度7分咲きというとおろだろうか。一番綺麗な頃に見ることが出来た。
かなり広い範囲でジロボウエンゴサクが咲いていて、こんなにたくさんの花を見たのは私も初めてだ。朝露をまとった姿は初々しい。
同じ場所でツルカノコソウやフウロケマンも咲いている。黄色のフウロケマンと紫色のジロボウ君のツーショット。
フウロケマンはこの場所ではまだ充分に咲きあがっていない。
香川の山でも見かけたネコノメソウ。私はヨゴレネコノメだとばかり思っていたが、Rさんの話ではニッコウネコノメだそう。さてネコノメソウの仲間も同定に頭が痛い。
ま、難しいことは考えずに花を楽しむとしよう。
去年の4月13日に同じ場所で蕾を撮影していたこの花はどうやらホソバノアマナらしい。ここでしか見たことがない花だ。しかもこの1株だけ。
keiちゃん、こんばんは~
皿ヶ嶺は、いつでも足を運べる宝のお山ですね~、日を追うごとに新しい花のお出向かいが有るんですもの、ジロボウエンゴサクもほんとに可愛い~。ヤマエンゴさんとは又、違って優しい色が良いですね~。
keiちゃんの所も沢山のお花が咲いて、今が一番見頃ですね、いつも、楽しませて頂いてま~す。
一生懸命、苗を育てて開花した時が一番嬉しいですよね。頂いた苗も、初めて見るようなお花も咲いて本当に感謝です~。
投稿: matiko | 2006-04-29 22:18
matikoさん、こんにちは。
皿ヶ嶺はお隣りの愛媛ですが高速代さえ気にしなければ、8時に出て夕方には帰宅できる山です。今回は野草友達と一緒だったので、野草のこともいろいろ教えていただけてラッキーでした。
山は10日違うと咲いている花や森の様子もがらりと違います。ヤマエンゴサク、四国のはブルーが淡くて、紫色もはんなりとしていますよ。自生地によって花の色が微妙に違いますね。
畑や庭の花も3月末から5月末までは次々と咲きあがって、ほんとに撮影が忙しいですよ。
正に体が3つくらい欲しい時期ですね。
投稿: keitann | 2006-04-30 12:01