白花ハナシノブ
ハナシノブ(ポレモニウム)の仲間は4年程前に初めて種を播いた。
その頃は、まだ園芸種ばかりを育てていて、花はすべて栄養たっぷりの培養土で育てるものだと思い込んでいて、どえらく葉っぱのよく繁った株に育ててしまい、結局、花を見ないうちに夏の暑さと雨でだめにした。
その翌年は市販の苗を買って、何とか開花にこぎつけた。また翌年はカラフトハナシノブの種をいただいて、何とか咲かせることが出来た。
そして今年のハナシノブは白花だ。
種は仙台のブーママさんに分けてもらったもの。
ハナシノブの仲間は種をたくさんつけるし、その種を播くとこれまた抜群の発芽率だ。育苗も随分簡単で、どんどん大きくなる。しかし、そのぶん、こまめにポット増しをしたほうがいいようだ。でないと、すぐに根詰まりする。少し暑くなってくると水もこまめにやらないと水切れしやすい。
二年前まではちゃんと鉢植えしていたが、今年は20株ほどできたので、1鉢だけ鉢植えにしてあとは地植えにしてある。去年も地植えにしたところ、よく咲いたからだ。
地植えだと管理が楽だ。ただし、暑くなってくると大変なので、なるべく涼しいうちにに咲かせるほうがいいかな<ぁ。幼苗は暑さにも強いので、なるべく採り播きで早めに苗を育てると良いようだ。
バックの紫色のビオラは自家採取の種から育てたYTTソルベ。
ハナシノブはもともとは北岳や阿蘇、北海道に自生している野草だけど、園芸種として流通しているのは外国原産のセイヨウハナシノブが多いようだ。
しかし花はどれも良く似ていて、そのうえどれも美しい。
バックの黄色はこれもブーママさんに種をいただいたコリダリス・マガダニカ。
隣りの紫色はカンパニュラ・パツラ。
ハナシノブ、ホントに綺麗な花ですね~。
青紫色の花達とも良く似合っています。
良く見ると花も芸があっていいカンジ♪
大ぶりなのに繊細~。
暑さに弱いんですね。
投稿: ちゃっぴー | 2006-04-28 13:13
ちゃっぴーさん、こんばんは。
ハナシノブはブルーと白がありますが、どちらも綺麗な花ですよ。花の芯辺りに細かい模様があり、それも美しいです。
種はどっさり採取できるので、よろしかったら、播いてみます?
暑さには弱いので、用土は少し粗めの用土を使いますが、幼苗は割合元気ですね。
投稿: keitann | 2006-04-28 21:18
keitann様 これも、仰言る国産のハナシノブとは若干の違いがありますが、清らかな白で、どちらがどうとも言いかねる花姿ですね。
「野趣」という言葉を尊重するなら、あまり栄養豊富でないほうがすぐれた姿になるのですね。
コニシキ(旧小錦)と安馬(モンゴル出身)で比べると・・・・・。
コニシキは今でも野性味がありますが・・・・。
投稿: ぶちょうほう | 2006-04-29 16:25
もうハナシノブが咲きましたか!
うちのはまだまだです。
頂いた種を蒔いたものですが、何色が咲くのかな?楽しみです。
(エキウムは青い花を咲かせていますよ)
投稿: 三太郎 | 2006-04-29 17:31
ぶちょうほう様、こんにちは。
夕べもコメントが書ききれずに、今日になったことをお詫びいたします。
ハナシノブだけはまだ自生のものを見たことがなくて、これは栽培物しか見ていませんね。
阿蘇や北岳、日高などには自生するようですが・・。
どの山も気軽に行ける山ではないですしね。あ、阿蘇は山なみハイウエイがありましたね。
栽培すると呆気ないほど簡単に育つハナシノブですが、自生地では激減しているようです。白花は仙台の方に種を分けていただいたのですが、たぶん外国産の園芸種だと思います。
野草っぽく育てるなら小さ目の鉢で粗めの用土管理にするほうがいいみたいです。うちは畑で少し畝を立てて、水はけよくしていますが、特に不具合はないみたいです。
投稿: keitann | 2006-04-30 11:53
三太郎さん、こんにちは。
うちから種がいったのはセイヨウハナシノブのブルーの種だと思いますよ。白花は今年初めて育てたのです。普通のセイヨウハナシノブの種を播くのを忘れていて、慌てて秋に播いたのですが、果たして開花までもっていけるかどうか?今のところまずまずの大きさですが、夏越しさせると半分ほどに減りそうです。
エキウムはこぼれ種がすごいので、来年からはこぼれ種発芽は抜くようにしたほうがいいかも、です。
投稿: keitann | 2006-04-30 11:56