エビネほか
前を歩いていたRさんが「あれは蘭よね?」と訊いた。
近付いて見てみる。確かに蘭の蕾が穂状になってついている。私は蘭の仲間は苦手で、今までに見たことがあるものしかわからない。今までに見たものはカキラン、サイハイラン、ソクシンラン、イチヨウランオノエラン、キンラン、ギンランぐらいだ。トンボソウの仲間も何種類か見たことはあるがキソチドリぐらいしかわからない。
しかしこれは葉を見て直ぐにわかった。
エビネは育てたこともないし、今まで自生を見たことも勿論なかったが、2週間ほど前に隣町のJAで売っていっるのを見たばかりだった。この前もエビネについては検索したばかりだった。昔は低山にたくさん生えていたのがエビネブームというものがあって、乱獲されてほぼ絶滅に近くなっていること。現に四国で山の花散策をしている方のHPを見ても自生のエビネを見たという記録は見たことがない。
これはミヤコアオイと違って葉っぱを上げると直ぐに花が見える。花芯が黒っぽい。
スミレサイシンの名はこの葉脈がへこんだ状態が似ているので、サイシンがついているとか。
フタリシズカは一体にヒトリシズカよりもずっと見かけることが多いが、この山では特に多くて、登山道沿いにたくさん見かけた。
花には少し早くて、登山口辺りでようやく花穂が出たところ。
エビネも自然の中で見ると、ふかふかの落葉の中に居るんですねぇ〜。考えてみたら当たり前なんですけど...(笑)。ウチのエビネは、日照は大丈夫だと思いますが、土壌はちょっと腐葉土が足りない感じですね。改善しないといけないです。
ところで、このエビネはどんな花が咲いたんでしょうね。やっぱり、一般的なキエビネですかねぇ〜?。
投稿: アッキ〜。 | 2006-05-13 23:34
アッキーさん、こんばんは。
エビネを見たのは初めてなので、いつもフカフカの落葉に生えているかどうかはわかりません。
エビネの栽培には日照が要るのですか?私はだいたいが蘭の系統はほとんど育てていないので、それもわからないのです。
花は金曜日に見たときにまだ蕾だったので、どんな花が咲くかはわかりません。後10日で開花ぐらいでしょうか?ほかにももう少し経てば開花しそうなものが結構あったので、もう一度行ってみたい誘惑に駆られています。
山に行って何かの花の蕾を見ると、その開花を見てみたいと言うのは人情ですよね~。
投稿: keitann | 2006-05-14 22:22