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2006-06-22

6月の花散策にて、ウツボグサなど

この回の画像は19日に塩江方面~相栗峠をドライブしたときの画像をメーンにアップしようと思う。

所用で高松方面に行った折に、前々から一度走ってみたかった相栗峠経由の道を走ることにした。

Dsc00936_2

この前からもうそろそろ見られるかと期待していたのに、見ることのできなかったウツボグサが数箇所で群生していた。

6月の山道ドライブと言えば私にとってはウツボグサが印象深い。もともとこういった紫色の花が好きだということもあって、このウツボグサが群生しているのを見ると車を停めて撮影してしまう。

思えば、3年前の黒沢湿原に花仲間とのオフ会で皆を案内したときもこのウツボグサが咲いていた。

山道では取り立てて珍しくも何ともない花だけど、妙に惹かれる。

Dsc00932 ↑のウツボグサの背景にホタルブクロが写っているのはおわかりいただけるでしょうか?

この季節に葉やはり馴染みの深い野草の一つ、ホタルブクロ。ホタルブクロだけはまだ野草の名前などあまり知らなかった子供時代にもその名を知っていたし、花も割合好きな花だった。山に近い場所で育ったわけでもないのに、一体、そのホタルブクロをどこで見たのだろう?

塩江の道を走っていると季節の野草が咲く場所があって、秋にはアキチョウジが咲くその場所にはホタルブクロが群生しているのだった。

Dsc00918_1 少しガスのかかった沢沿いの道を歩くと、道に白い花が落ちている。上を見上げるとテイカカズラだった。

テイカカズラの花は2年ぶりで見るが、このドライブではこの後もテイカカズラの見事なまでの咲きっぷりを見かけた。

Dsc00920_2 マタタビの葉がまた白変する季節でもある。

マタタビは花の咲く季節にだけこうして葉の色を白く変える。

Dsc00923 大抵は頭上数メートルで咲いていることの多いマタタビだが、運良く手を伸ばせば届く場所に花が咲いていた。

真っ白な花はうちの畑で咲いたサルナシの花にも似ているが真っ白な花びらに黄色のオシベが美しい。

後輩は山道を歩いていてこのマタタビの花が咲いているとそれとわかるほど良い香りがすると言う。

猫のお土産に一枝だけいただいて帰った。

Dsc00931_2 道路法面にびっしりとユキノシタが咲いている。

こうしてみていると6月は決して花の少ない季節などではないね。

Dsc00916_1 野草を育てる人の間では人気があるというシライトソウの自生の姿をはじめて見た。

なるほど白い花穂をすっくと上げている姿は人気の野草であるのが頷ける。

ユリ科シライトソウ属。

Dsc00914_2 こちらは地味な野草のミヤマタゴボウ。

別名ギンレイカ。

よく見ても咲いているのか蕾なのかよくわからないほどだ。

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