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2006-07-03

ヒマワリ開花

今年は6月までそれほど暑くてたまらないという日がなかった。

このぐらいの暑さがほんとは例年並なのかも知れないが、ここ数年、猛暑続きで、体がそれに慣れてしまったのかも知れない。おかげで去年までは6月に入ると間もなく咲いていたヒマワリが今年は草丈もまだ低くてまだ咲かないなぁと思っていた。

それが昨日、畑に出てみたら一輪だけだが咲いていた。

Dsc00310_3

このヒマワリは10年近く前に畑の北側のお宅からいただいたもので名前はシロタエヒマワリという。葉っぱに白い毛が生えているので、白っぽく見えるのと、枝が分岐するので一株に幾つもの花をつけて切花にできるので重宝している。

自分のブログ内を検索すると、去年は6月12日のエントリーでシロタエヒマワリ画像をアップしているから、その時点ですでに咲いていたわけだ。去年も草丈50センチで咲いていると書いているが、それは極端な雨不足で草丈が伸びてないのだと、自分で分析している(^^;) 今年の草丈が低いのは雨不足ではなく、発芽が遅かったせいだ。私の畑ではヒマワリはわざわざ種を播かないので、咲くのはすべてこぼれ種が発芽したものだ。こぼれ種発芽は一般に人為的に条件を整えないので、気温や雨量などという天候によって大きく左右される。今年は何しろ四国も気温が低かった。ゴジカなど発芽に高温を要するものはまだあまり発芽しているのを見かけないようだ。

Dsc01253 真っ白の花はムクゲ。ムクゲはずっと前から底紅の一本だけは畑の隅に植わっていたのだが、4,5年程前から風で種が飛んだのか何本も生えてくるようになった。気がついたら抜くのだけど、それでもすでに抜けないほど大きくなったのが4本ほど生えている。これはその中の一本で底に紅色が入らない真っ白な花を咲かせる木で、清楚なので気に入っている。6月中旬頃から咲きはじめたようだ。

Dsc01254 数日前から咲き始めたヤブカンゾウ。私が植えたのではなく、もうずっと前から我家の中庭に植わっていたようだ。多分主人の祖母が植えたものだろうが、私が中庭から畑に移植してからでも、すでに10年は経つだろう。イチジクの手前に植わっているが今年は半分ほど抜いたのだが、それが良かったのか、花茎が一m以上にも伸びてちょっと壮観な眺めになっている。

少し田舎のほうに行くと、ちょっとした空き地などでよく見かける。誰もが一度はどこかで見た記憶があるのではないだろうか。

Dsc01316_1 これもオレンジ色の花で、やはりずっと昔から我家に植わっているモントブレチア。和名はヒメヒオウギズイセというそうだ。

イギリスなどではもっと大型になって人の背丈ほどのが庭植えになっているのを雑誌などで見かける。最近は園芸種として人気が出てきたのかカタログや園芸店などでも球根を見かけるようになった。

ずいぶん丈夫な花で、うちでは植えっぱなしで毎年咲く。

この画像のは庭に昔から植わっていたらしいが、庭木をかなり切って日当たりが良くなったら、そばにあるシランともども咲くようになった。やはり日当たりが悪いと枯れはしないけど、花も咲かないようだ。

Dsc01272_1 暑くなると虫もまた多くなる。

カミキリムシは去年はトラフカミキリという黄色に黒の模様で蜂みたいに見えるのが飛んできたが、今年はこんなのを見かけた。検索するとラミーカミキリと言って200年程前に日本にやってきた種類らしい。

黒にブルーと言う涼やかそうな模様だが、カミキリはカミキリだから、木にとっては害虫だろう。

Dsc01302 開花したばかりのユリの花の中にはセスジツユムシが今年もいた。毎年、畑に住み着いている虫で、卵などは全然見た憶えがないのに、夏になるとどこからか出てくる。

農薬はあまり好きではないので消毒や予防も極力しないので、虫たちには天国なのだろう。

よ~く見ると、ユリの花の端っこが齧られているではないか。

せめて齧るなら、葉っぱぐらいにしておいて欲しいね。(^^;) 足にはユリの花粉がもぶれついてるし・・・。

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コメント

ラミーカミキリっていうの、これ?
うちにも2-3年前から現れてるの。
何を食べるんだろ?
害はどこに発生してるんでしょうね。
害虫じゃないのかな。

バラの枝に喰いこむテッポウムシっているでしょ。あれもカミキリの幼虫ですよね。随分針金でつついたけど、2-3年はモッコウバラに住み着いてました。同じ幼虫じゃなく、毎年卵がかえっているのかな。だからカミキリは、みつけると足刑にしています。ハサミで掴むと「キリキリ」とかって鳴きますよね。あれ、ぞうっとするし。

こんにちはぁ~。
すっかり夏の花盛りですね♪夏の花は大きいなぁ~。
ウチとこも植え付けが遅かったり種蒔きが遅かったりで夏の花、遅れてますね~。全部私のせいだけど。(^^;)
バッタ系の虫は卵地面に産むので、知らないうちに増えるんですよね。
keiさんちのどっか、宿根草の植わってるあたりに産むんじゃないでしょうかね~。

primroseさん、カミキリムシはたいていは樹木にとっては害虫のようですね。
今のところは一匹しか見かけなかったので、特に害らしきものは出てないようです。それよりも我家ではカメムシのほうがすごいですよ。昔はこんなにひどくはなかったですが、ここ数年、何種類かのカメムシが6月初めからものすごく増えるんですよ。
しかし何の加減か今年はヨトウムシは少なくて助かりました。あれも葉っぱを丸坊主にするので困り者です。

ちゃっぴーさん、こんばんは。
夏の花が遅いのは、今年は天候不順のせいだと思いますよ。
四国も例年よりずいぶん寒かったですからね。
今日もセスジツユムシを見かけたけど、蝶やバッタは可愛いですね。

カマキリの坊やもずいぶんいっぱい育っているようです。
薬剤を使うと害虫もいなくなるけど、そういうバッタや蝶もいなくなるので、使いたくないですね。

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