マメ科の黄色い花
秋はマメ科の花もまた多く咲くが、花だけ見てもなかなか区別のつかない花がこの3種類だ。
実を言うと、私もついこの前まで、違いがよくわからなくて、ブログの記事の中でも間違えて書いていることが多かったと思う。
↑画像は家からくるまで10分足らずの溜池の土手に毎年咲くタンキリマメの花。
こちらの画像も、ついこの前までタンキリマメだと思っていた。
去年も同じ場所で真っ赤な豆のサヤを見ているからだ。
しかし・・・・。
つい一昨日、良く葉っぱを見ると葉っぱの先が細くなっている。葉の先がとがっていて薄いのがトキリマメの特長とか。
今までトキリマメには出会っていないと思っていたが、そんなことはなくて、私がよく見ていなかっただけだったのだ。
一方、ため池の土手で咲いているタンキリマメのほうの葉っぱは先がとがってなくて分厚い。
花の黄色も淡いようだ。そして何よりサヤの色は紫色なので、タンキリマメやトキリマメと見分けがつく。
鮮やかな黄色をしていて、花の形に特徴があるのはノアズキ。ノアズキは今年はまだ見ていなくて、これは去年の画像。
このエビスグサの実は漢方ではケツメイシといって薬用にする。
いわゆるハブ茶というもので、以前、主人の叔母が毎年、この実をくれたものだ。
10分ほど煎じて飲むのだが、香ばしくて美味しいがあまりのみ過ぎるとお腹を下す。
マメ科の花は不思議と黄色い花が多い。
マメ科というと、全体には赤紫系が多いと思っていたけど、こうしてみると黄色も多いんですね。
ノササゲは見るんだけど、トキリマメは見たことがないかなあ。いや、見ているんだけど、ノササゲと思って、ずっと見過ごしていたのかも。それとも、ノササゲと思っていたのが、トキリマメだったのかもしれない・・・確かめなくっちゃ。
そういえば、子どもの頃には小豆の花も見ていたはずなのに、何色だったか思い出せない・・・
ケツメイシって、グループ名、元はここから来ていたのか・・勉強になります。
投稿: noi | 2006-09-30 08:23
noiさん、こんばんは。
花の名前って、何かをきっかけにきちんと覚えられると言うことがありますよね。
私も今回がそれでした。
違いを自分なりにきちんと調べて、頭の中で整理してやっとフィールドで見てもわかるようになりましたよ。
しかし、図鑑の画像だけではなかなかわからないので、実物を見て、また図鑑をを見てということを何度か繰り返すと定着するみたいです。
花が良く似ているタンキリマメ、トキリマメ、ノササゲは葉を見るのが一番早いみたいです。
小豆の花、私も多分見てはいるんでしょうが・・。
うちは勤め人の家庭だったので、その辺がちょっと弱いです。
こちらでは小豆の代りに、赤飯にはササゲを使うことが多いですよ。
ケツメイシ・・・うちの末っ子がお気に入りで、しょっちゅう聴かされます。なんだって漢方薬の名前なんかグループ名につけたんだ?と疑問だったのですが、メンバーの一人が薬大の学生だとか。な~~るほど。
投稿: keitann | 2006-09-30 18:26