ミヤマウズラ再び
ミヤマウズラを見るのは今年に入って3度目。
このあたりの山ではそれほど珍しくはないが、それでも今日はたくさんの株を見かけた。
先日は天候も悪く、どうしても自然光での撮影が出来なかったので、今日は何とか自然光のもとでミヤマウズラを撮影したかった。
山道沿いの比較的開けた場所に咲いている株は何とか撮影出来たが、それでも納得がいったわけではない。しかし、昼頃まではまだ曇りがちだったのと、6年近く使っているデジカメではこのあたりが限度だろう。
ミヤマウズラのたくさんの固体を見ていてわかったが、ピンクの濃く見えるものは咲き進んだもののようだ。
そして草丈の高いものは林の中で咲いているものが多い。
肉眼では十分明るいが、撮影するとなるとフラッシュが光ってしまう。
十分に開いた花はほんとに鳥が羽を広げたようで、とっても可愛い。
ミヤマウズラの葉には様々な斑が入っていて、そのことからウズラという名がついたようだ。
斑の入り方は株によって様々で、山野草の世界では葉を珍重するらしい。
来年からは、残暑の厳しい時期にも、この花が咲いていると思うと山に行く元気が出そうだ。
同行の友人もネジバナのような小さい花が好きな子なので、とても喜んでもらえて何よりだった。
keitann様 ミヤマウズラに引き寄せられて、こちらにもお付き合いさせてください。
今度のものは色白の器量良しさんですね。
上から二番目はお言葉どおりに「たくさん」ありますね。
背丈が25cm程まで伸びるのは、条件が良いからでしょうか。
それとも条件が悪くて、光を求めて徒長気味なのでしょうか。
この花のよさは、いろいろありすぎて、言葉にするのに困ってしまいますね。
それから生育環境ですが、ここでもこぼれ松葉がありますね。
素敵な画を有難う御座いました。
投稿: ぶちょうほう | 2006-09-04 18:59
ぶちょうほう様、こちらにもコメントをいただきまして有難うございます。
ミヤマウズラ、この山では林の中のいたるところで群生しておりました。かなり広範囲で群生していましたから、その数は数百をくだらないでしょうね。
しかし、悲しいことに、この山で初夏に見かけたキンランが盗掘されていました。山道沿いのすぐの場所だったので、危惧していたのですが、残念です。
林の中の大きな株のミヤマウズラは年数の経った株で大きくなったと思われます。花なども大きく、徒長していると言う感じは受けませんでした。
近くでミヤマウズラのお花見ができることに感謝しなくてはいけませんね。
生育環境ですが、特に赤松の根元に生えると言うわけではなさそうでしたが、落ち葉のフカフカした、まるでキノコが生えてきそうな場所に多いのは確かでした。
投稿: keitann | 2006-09-05 11:27