新宮にて
山道を下るとこんなハゼが見える。うちの辺りではこんな風に刈り取りした稲を天日に干すため、丸太を組んだものをハゼと呼ぶが地方によって呼び名も違うようだ。木の組み方もちょっとずつ違っていて、秋にドライブや旅行をするとなかなか面白い。
天日で干したお米は機械乾燥よりも数段美味しいそうで、私の住む市内の田んぼでも最近はハゼに干した稲をまた見かけるようになった。しかし、干している間にこのように雨に遭うこともままあるわけだが、一旦濡れてもまた乾けば、特に問題はないのかな?
新宮には高速高知道のインターがあり、以前、母の日にここまで母と一緒に来たことがある。
インターそばに霧の森というレストランがあり、美味しいお豆腐料理を食べることが出来たはず。時間は既に3時を回っているし、香川の道の駅に寄ったときにうどんを食べていたので、ここではコーヒーブレークを。
こちら側の窓からはミュージアムの建物とその後方には山々が見える。
そして反対側はせせらぎになっていて、とても落ち着く場所になっている。
窓からはたっぷりとした緑を楽しみながら、コーヒーとケーキをいただくことができる。抹茶のシフォンケーキとコーヒーのセットは手軽な値段で楽しめ、しかも美味しかった。
ここ新宮はお茶所でもあり、山から下りてくる最中に各所に茶畑が見られた。霧がかかる山間の畑はお茶の栽培に適しているのだろう。
お土産にはここ新宮の脇製茶場の「希物」(まれもの)を買い求める。50gが1000円ちょっと。
そして四国ではちょっと有名な霧の森大福とお豆腐も一緒に買う。
道路からは一旦川を渡って、この霧の森に来るのだが、帰りはこんな看板を見つけたので、川べりに下りてみた。
土佐北街道という名もどことなく旅心をそそる名だ。
かつて土佐藩の参勤交代に使われたと言うこの古い街道は川之江へと続いているらしい。途中には笹ヶ峰などの標高1000mを越す山越えもあり、昔の人はそんな道を歩いていたのだ。
川にはこんな橋もかかっていて、対岸に渡れるが水量も多いことなので、渡るのはやめた。
沢のほとりには彼岸花が茎を上げていたが、花には少し早いようだった。
彼岸花が咲く頃もいいだろうなぁ。
今晩は
子供の頃を思い出すような懐かしい風景ですね
>丸太を組んだものをハゼと呼ぶが地方によって呼び名も違うようだ。
こちらでは ハサギと呼びます
高校を卒業するまで、ずっとハサギかけをしました
こういう写真を見ると稲の匂いが甦ります
新宮村、、、
周りを小さな山々に囲まれた 静かでいい所ですね
四国にはこういう所があちこちにありますか?
いつか行ってみたいです
投稿: yuuko | 2006-09-14 20:17
yuukoさん、こんばんは。
今日はちょっとバタバタしていてお返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
ハサ木、そうそう、どこかのHPでそう書いてありまして、ハゼのことかな?と思ったのです。
学生時代は東北地方を一人旅したりして、割とあちこち回っているほうだと思いますが、稲を干すための木の組み方はほんとに地方色豊かですね。
yuukoさんのご実家は稲作をされていたんですね~。
私は父方の祖母の所に田んぼがあったんですが、小学生の頃に田植えを少し手伝ったぐらいで、稲刈りはしたことないんですよ。あの頃は6月と10月に農繁休みというのが3日ずつほどありましたね。
新宮村に限らず、四国は海に囲まれ、しかも険しい山も多い土地柄です。平野部が多い香川は四国でも例外的な存在です。
季節によったら札幌~高松の直行便がありますので、どうぞおいでてくださいませ。
投稿: keitann | 2006-09-15 19:13
keitannさん今晩は
台風はどんな具合ですか?
稲が倒れたりして 大変ですよね。。。
稲刈は子供の頃から よくやらされました
(手伝うというよりは、、、)
いつも虫を見つけては 気持ち悪いーーー!と ストライキをしてました
それが今では 写真を撮って喜んでいる。。。 変われば変わるもんですね~♪
投稿: yuuko | 2006-09-17 20:16
yuukoさん、こんばんは。
台風のことでご心配をかけてすみません。
今のところ、風もたいしたことはなく、昼間などは青空に日差しさえあり、拍子抜けしました。
ここ数年の台風は風もですが高潮のほうが被害が大きかったので、そちらを心配していましたが、それも今のとところ、大丈夫のようです。
稲刈り・・・手伝いと言うよりも当てにされてたんですね。昔の子供はそうでしたよね。昔は子供もやらねばならない事がいっぱいありました。
虫は、子供の頃からそれほど嫌いではなかったですよ。でも、カマキリなどはちょっと持てなかったですね。
蝶は一時期、ちょっとだけ採集した事がありましたね。
投稿: keitann | 2006-09-17 22:37