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2006-10-18

秋の盛りの低山散策、その1

10月に入ってから、毎日のように秋晴れが続いている。

今週中に一度、どこかに足慣らしに登ろうと思っていたが、野草友達からお誘いが入ったので、急遽、野草散策に切り替えた。

今日は植物の会の方たちも同行してくださるそうで、、近場の山とはいえ、いろいろな植物の話を聞けるのを期待できそうだ。

Dsc00900_4

今年お初のセンブリは高知の梶ヶ森で見たわけだけど、2番手はこの低山で思いがけず見られた。

もともとセンブリは里山などに多いと聞くが、まさにそんな感を深くした。

今日は二箇所でセンブリを見かけたが、最初に見た場所では日当たりがそれほど良くないのか、蕾が多く、ようやく2輪ほど咲いている株を見つけた。花弁のラインの色が濃くて梶ヶ森で見かけたものに似ている。

Dsc00937_2 別の場所で見かけたものは、竜王山で見るのと良く似た花で色白で花弁のラインの色も淡い。

ちょうど蟻が来てお食事中だった。アケボノソウは蜜腺が緑の模様にあるけど、センブリでは花弁の基部に蜜腺があるそうな。

それにしても秋の陽射しを浴びて真っ白に輝くような花。この花が、あんなにも苦い薬草だとはとても信じられない。

Dsc00938_2 植物の会のHさんのお話では、私の実家の程近い山にもセンブリが多く自生するそうだ。

二年草のセンブリは種が芽生えた一年目には花を咲かせることは出来ない。しかし、まだまだ小さい幼苗があちこちで育っていたから、きっと来年もこの場所で花を楽しむことができるだろう。

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コメント

keitann様 こんにちは
センブリはいつ見ても素敵な姿ですね。
秋の花の中でも三本指に入れてもいいと思うほどに好きな花です。
もしかするとナンバーワンかもしれませんが・・・。
先週は三河では未だ開いていませんでしたが、今行けば花に出会えるかもしれませんね。
晩秋に種を貰って撒いてみようかななんて思ったりしています。
記事で見せて頂いた三つの画はそれぞれ持ち味が出ていて素敵だと思いました。

ぶちょうほう様、こんばんは。
センブリは4年程前に初めて見たばかりです。
でもそれ以来、毎年欠かさず見に行ってます。こんな可愛い花が里山に咲いてくれるのはほんとに嬉しいですね。
私の中ではセンブリ、アサマリンドウ、キッコウハグマが甲乙つけがたいですね。
三河にはまだ咲いてないと言うことは、三河も四国に負けないほど暑かったのでしょうね。来週辺りだと間違いなく咲いてるのではないでしょうか。
種・・・私も去年、花友さんからいただいたのですが、発芽させることが出来ませんでした。ミズゴケの上にばら撒いておくといいそうですよ。

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