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2006-10-24

旧友達と紅葉狩り③リュウノウギク満開

標高1300m以上は花もほとんど終っていたが、1000m程度に下ってくると、まだまだリンドウやセンブリなどが咲いている。

特に驚いたのは三日前に登った低山で、一輪しか咲いてなかったリュウノウギクが既に満開になっていたこと。

Dsc01038_3

このリュウノウギクはMさんの農場のすぐ近くで咲いていたもの。真っ白な花は園芸種のキクよりも美しいと、私は思っている。去年は11月半ばに香川の標高600程度で群生しているのを撮影している。

Dsc01039_1 車道切り通しの斜面に咲いているリュウノウギク。ほぼ満開といっても良いだろう。葉っぱを揉んで鼻先に持ってくるとスーッとした香りがする。これが香料の竜脳の香りに似ているのでリュウノウギクという名になったそうだ。

葉っぱは普通の園芸種のキクと同じような葉をしていて、シマカンギクとこのリュウノウギクだけは野草を余り見ない人には庭に植えるキクのように見えるかもしれない。

Dsc01036_2 野菊の仲間ではとても洗練されている美しいキクだと思う。

こんな花が道端に咲くのだから、秋の山もいいものだ。

Dsc01037_1 中にはシロヨメナと思しき野菊とリュウノウギクが一緒に咲いている場所もある。

Dsc01051 友人夫婦の農場のハウスのすぐそばで咲いていたノコンギク。

綺麗な紫色をしていた。

Dsc01048_1 これもハウスのすぐ横の土の上でこんもりと咲いていたキク科の花。

コゴメギク属でハキダメギク。ハキダメギクだというとみんながそれはあまりにもかわいそうな名前だという。花は良く見るとなかなか可憐でハキダメギクの名はちょっとそぐわない。しかし畑の片隅の堆肥などが積まれた場所を好んで生えるのでこんな名前がついたそうだ。そういわれれば、去年見たときも、畑の片隅のそんな場所で見かけたのだった。

秋はどこを歩いてもキク科の花が目にとまる。

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コメント

リュウノウギクの可愛さに、思わずコメント。
ほんとに清楚ですね!
この時期、山に行けば見られるのですが、今年は蕾の時以来行っていません。
シロヨメナ、ノコンギクは、実家のすぐ裏でも、お花畑のように咲いていました。
菊の花が咲けば、秋の花は終わり。寂しいですね。

ハキダメギクって、いかにもいい加減な名前の付け方、と常々思っています。

noiさん、こんばんは。
リュウノウギクは秋山に登る楽しみの一つですね~。
歩かなくとも車で走っていても大きな真っ白な花ですから、直ぐに探すことができるのもいいですね。
高山で見そびれたら、少し後に低山で見ることもできるし・・。標高500ぐらいの山なら11月に入っても充分見ることが出来ますよ。
シロヨメナやツリガネニンジン、ノコンギクがご実家のそばで咲くのは羨ましいです。うちの実家は平地にあるので、辺りには普通のヨメナしか咲かないでしょうね。
こちらではリュウノウギクの後にはまだシマカンギクが控えていて、これは12月前半ぐらいまで咲いているんですよ~。そして、その頃には打ちの畑では水仙が咲いている筈です。
あ、そうそう、昨日、「フラガール見てきました」よかったです。

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