阿讃山脈で秋を楽しむ②センブリとアサマリンドウ
10月初めの梶ヶ森でセンブリを見てからと言うもの行く山、行く山で必ずセンブリを見る。
百発百中ならぬ4発4中。
そしてアサマリンドウのほうは4回中3回の割合で見ている。
そのぐらい四国の山ではセンブリやアサマリンドウはポピュラーな花だということだろう。
この山のこの場所のセンブリとアサマリンドウを3年続けて見に来ている。私にとっては、もう、秋の恒例行事のようなものかも知れない。
他の地方のセンブリも画像掲示板などではよく見せていただくが、この場所は日当たりの良い草原ではなく、陽射しは半日ほどしかあたらない登山道の傍らである。そのせいか、花びらの色が白く花弁が長くて、どことなく深窓の令嬢という雰囲気だ。
草丈が珍しく20センチ以上もあるセンブリも咲いていた。こんな背の高い株を見たのは初めてだ。日当たりの良い場所のは横に広がってこんもりと咲いているが、やはり日当たりが悪いせいか縦に伸びるのだろう。
ちょうど1ヶ月前に、ここに来たときはまだ蕾で、蕾をつけた株を一株しか見つけることが出来ず、心配した。しかし、いざ咲いてみると、去年、一昨年と変わらないほどの数が咲いていて一安心した。
林の中に生えているアサマリンドウ。この日もアサマリンドウは多く見かけた。しかし、そろそろ花も終ろうとしているのか、前回来た時よりも色が褪せたような色の花が多い。
アサマリンドウの見頃はどうやら10月初め頃が良さそうだ。
昨日は天気もまずまずだったけど、何がいけないのかやはり花は開いてくれない。
この株がまだかろうじて開いているほうだった。
登山道の様子。うっすらと紅葉し始めているが、見頃は11月初めぐらいだろうか。
既に落葉している木もあって、ハリギリなどは山道にいっぱい葉っぱが落ちていて、木に残った葉はどれだけもなかった。
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