シマカンギク、今年の初花
朝目覚めると、曇っていて、久しぶりで少し雨が降ったようだった。
こんな日は畑の草取りをしないといけない。お日様が照ってると作業するには暑くて汗だくになるからだ。残っていた草を一通り鍬で削って、この前から植え替え途中になっていた水仙の球根を植えつけた。一雨降ったといっても、ほんの表面しか湿っておらず、少し耕すと下はカラカラの土だ。
午後は何とか明るくなってきて雨の心配もなさそうなので、近場の山に行く事にした。
主人は讃岐富士にさえ誘ってもなかなか来ないのに、今日は「大麻山に行く?」と訊いたら珍しく行くという。「アケビがなっているかも」といったせいかな?
山道運転は私のほうが慣れているので運転は私が・・・。というか、主人は庭で作業していたそのままの格好だったので、免許書を持ってなかった。
大麻山の山頂までは主人は来た事がなかったらしく、車道がほぼ山頂まで通じているのに驚いたようだ。今まで主人と登ったのは愛媛の瓶ヶ森と県内の竜王山ぐらいだが、どちらも子供たちが一緒だったから、夫婦で登るのは初めてかな?
途中のコンビニでホットコーヒーとクッキーを調達していたので、山頂の展望台でコーヒーを飲む。
トップの画像は今年初めて見たシマカンギク。庭植えの菊の花と変わらない花と葉はとても自生のキクとは最初は思えないほどだった。それもそのはず、園芸種の菊はこのシマカンギクをもとにして交配して作り出したらしい。
撮影していたらたまたまフラッシュが光った。しかし、葉の様子がよくわかるのでアップしてみる。
切れ込みのある葉っぱは、庭できってきましたと、差し出されてもわからないだろう。
標高の高い場所ではあまり見かけることがなく、どちらかというと低山や山間の道端などで見かけるように思う。
四国では野草のラストを飾る花で、12月半ばまで咲いているのを見かける。
不思議なことに、今日の山ではあれほど咲いていたリュウノウギクはただの一株も見なかった。
一ヶ月前に来たときにはまだ花が咲いていて、緑色をしていたヒヨドリジョウゴの実が、今日は赤く色づいていた。
朝がたの雨の滴が実の下でこぼれそうでこぼれない。つやつやとした実をもっと素敵に見せている。
このヒヨドリジョウゴはずいぶん大きな株で、そのあたり一帯にに赤い実を散らばらせていた。
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