« ヤブコウジ | メイン | Fさんのコンギク、06年 »

2006-10-30

草刈後のヤマラッキョウ

去年は大麻山の山頂にはたくさんのヤマラッキョウが生えていた。

ところが9月末に行ったところ、山頂付近の笹原が草刈されていて、笹と一緒に生えていたヤマラッキョウやツリガネニンジンもすべて一緒に刈られた後だった。今からちょうど蕾をあげようという矢先の草刈だったので、えらくがっかりしたものだ。

もう今年はこの山のヤマラッキョウは見られないかな~と落胆したものだが、野草はなかなかしぶといものである。

見事に復活していた。

Dsc01273

草丈はさすがに一旦刈られてしまった後なので、20センチほどと低いがそれも野草らしくてなかなか良い。去年は笹に負けないようにと伸びたのか草丈40センチほどもあるのが多かった。

笹が刈られた後の、あちこちから、花芽をあげてきている。

Dsc01269_1 桜の木の株元で固まって生えてきている様子。まだ蕾なので、後10日ぐらいは見ごろの時期が続きそうだ。

Dsc01278_1 ちょうど半分ほど開いた花。

Dsc01280 山頂の桜並木もそろそろ葉を落として、この一ヶ月でずいぶん晩秋めいてきたようだ。

ツリガネニンジンも小ぶりで可愛かったが、例によって画像のピントが合わなかった。

Dsc01262_2 ツルウメモドキも早いものは実が弾けかかっている。しかし、先日の竜王山の帰りに見かけたものはすでに葉も枯れて、お正月に良く見る実だけの姿になっていたが、ここのものは標高が低いためかまだまだ葉が青々としていた。12月にはいれば、綺麗な実物になることだろう。

Dsc01245_2

少し高い木に絡まっていたアケビが熟れていたようなので実を一ついただいた。主人は初めて食べるようで「種ばかりだ」と驚いていた。ムベの実もこの山には多いが、ムベが一杯なっている場所まで行かなかったので、今年のムベのお味見は今のところお預けだ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/1251/6610820

草刈後のヤマラッキョウを参照しているブログ:

コメント

なんたる偶然!!(というほどでもないか・・・)
今日、ジャ○コ花コーナーで、萎びかけていた「深山ラッキョウ」というのを購入してきたところです~。^^
どうも姿が糸ラッキョウに似ているんですが、深山とついてるんだから、高山地帯にもともと生えているものか・・・?栽培方法ご存知であれば教えてください。
ヤマラッキョウの方が大型っぽいなぁ~。でも、けなげでかわいいですね♪
アケビも、久しぶりに食べてみたくなりました。そんなときの為の苗は植えてあるけど、実がなるのは何年後?^^

ちゃっぴーさん、おはよう。
深山ラッキョウというのは図鑑には載ってないのですが、ヤマラッキョウの高山型ということでしょうかね。
総じて高山型というのは本種よりも小振りのものが多いですね。
しかし、山野草店ではいろいろな花に「深山」というのをつけたがるので、山野草店の「深山」というのは実のところ、よくわからないものが多いです。
検索すると耐寒性、対暑性ありとなっていましたよ。球根性のものは普通の山野草よりは強いんじゃないでしょうか?
鹿沼や日向土など山野草向けの用土に植えるといいかも。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ