秋の盛りの低山散策、その2
標高460mあまりのこの山には、実は来たのは初めてで、もしお誘いいただかなければ、これからも来ることはなかったと思う。
市内の讃岐富士はここ10年ほどびっくりするほど有名になって、平日でも必ず数人の人と出会うほどハイカーが多くなったが、その他の山は平日に歩いている人もほとんどいない。
山頂には展望台があって、東から涼しい風が山の斜面を吹き上がってきて気持ちがいい。その斜面の草叢にはワレモコウが時折顔を覗かせている。
私が思い描くワレモコウのイメージそのままのワレモコウだ。こんな具合に草原に立っているのは珍しいので、草叢を書き分けて近付く。
ススキと青空をバックに、いつもカメラマン泣かせで上手く撮れた試しがないワレモコウも、何とかカメラに収まってくれた。
いつもの野草友達のRさん、植物の会のHさん、Nさんの女性4人で、見晴らしの良い山頂で、の~~んびりとお昼を食べる。今年はいつまでも夏日が続いていて、10月後半だと言うのに、木陰で居るほうが心地よい。Nさんがこの前、サツマイモを島で掘ってきたのださそうで、家で焼いてきたと言う焼き芋をクーラーバッグの中から取り出して分けてくれた。まさか山頂でぬくぬくの焼き芋を食べられるなんて思わなかった。(^^;)
繁みの中にはユウスゲの咲き終った株がちらほら見かけられる。種をつけていたので、種を少し採取する。
画像は植物散策しながら写真を撮るRさんたち。
自分だけなら、咲き終わった株だけからはユウスゲなのかどうか同定が出来なかったが、Hさんのお墨付きだから間違いない。
先日登ったもっと西にある里山の山頂で見かけたのもユウスゲで間違いないそうだ。来年の夏にはユウスゲが咲く夕方に是非花を見に行かなくては。
ツリガネニンジンの多い山で、いたるところで咲いているが、山頂ではアキノキリンソウと一緒に咲いていた。
アキノキリンソウは草刈がされてない場所のはク草丈が3m近くにもなっていて驚くが、草刈された場所では50cmほどと可愛く咲いている。一時、花粉症の現況のように言われたが、それは誤りだったそうだが、いまだに憎まれもののように言われるのが可愛そうだとHさん。
良く見ればなかなか綺麗な花だけど、われわれ人間の石頭は一旦変な概念を持ってしまうとなかなか意識の変革が出来ないのだろう。
かなり大き目の石である。三角点は一等とか二等とかあるが、等級によって石の大きさも決められている。帰宅してから調べたら、この山のは一等三角点だった。
9月にはキキョウもたくさん咲くそうだけど、さすがにこの日は一輪だけしか見なかった。
花弁が4枚のキキョウだ。
先日の山では草刈されてしまって見ることの出来なかったタムラソウも咲いている。
キク科、タムラソウ属。花はアザミに良く似ているが、棘がないのでたやすく見分けることができる。
こんばんは~。
なんだかかわいく変身しててちょっとビックリしました!!タイトルのイラストとトップのわれもこうの写真がとっても良く合ってますね♪
ブログも3年目ということで、おめでとうございます~。
初めての花の写真は西洋朝顔だったんですね!!
今ではその子孫が咲いているんだなぁと思うと、なんか感慨深いです。^^
投稿: ちゃっぴー | 2006-10-19 19:21
ちゃっぴーさん、こんばんは。
可愛く変身って言うか、今間でのテンプレートも一年以上使ってきたので、久しぶりに模様替えなどしてみました。
気分転換ですね~。
ブログも3年目に入って、ああ、この花は去年も取り上げたかな~などと思うことが度々です。毎年良く似た花を育てて、野山では同じ花を見に行くわけですが、それでも、少しずつ何かが違うのが楽しいですね。例えば、見に行った人の顔ぶれなどね。同じ時期に言っても咲きあがる時期も違いますね。
そうそう、初めての記事はへブンリーブルーだったんです。でもね、あれから毎年、へブンリーブルーの種まきしてるのに、上手く育ってないんですよ。同じようにしていても同じように育たないのが、園芸の楽しさでも難しさでもあります。
投稿: keitann | 2006-10-19 22:42