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2006-10-31

ツワブキ

ツワブキというと私には晩秋のイメージがある。11月から12月にかけて穏やかな日差しを受けて、庭の陽だまりで咲いている、それが私のツワブキのイメージだ。

今年の10月は昼間は半そででも良いような毎日だったけど、それでも、ツワブキの蕾が膨らんでいるのは知っていた。我が家では玄関から出入りする事はまずなくて、車で帰宅すると庭を横切って母屋に入る。その庭の通路沿いにツワブキがたくさん植わっている。

Dsc01301_2

私が嫁いできたときにはすでに植わっていたので、我が家でも古株になると思う。

何の手入れもせず、たまに主人が葉を刈り込む程度だけど、毎年、よく花を咲かせる。

よそのお宅のツワブキは草丈20センチほどで咲くらしいがうちのものは古いからか、とんでもなく大きくなる事もあって、茎が70センチほどの高さになる事もままある。

葉っぱもその分巨大で、よそから見える方はうちのツワブキの大きさに大抵驚かれる。

Dsc01304 秋の日差しを浴びて、まるで黄金色に輝くようなツワブキ。

Dsc01305 キク科、ツワブキ属。

池の近くのものは日当たりが良かったか、知らない間に咲いていたようだ。

通路沿いのものも、花はまだまだと思っていたのに、いつの間にか咲いている。

Dsc01306_2 ツワブキは暖地の海岸に自生しているそうで、もう10年以上も前のお正月に海辺の道を徳島方面に向けて走ったとき、香川と徳島の県境の海岸線で自生のツワブキを見かけたことがあった。それ以来、自生のものは見てなかったが、今年の8月に姪が遊びに来て、庄内半島という半島の突端に連れて行った。その半島の突端のちょっとした断崖でツワブキの葉を見かけたのだった。

11月の天気の良い日にでも、花をゆっくり見に行こうと思っている。

花後はタンポポのように綿毛をつけて、去年はその綿毛がよく飛んだとみえ、中庭においてあったヒゴスミレの鉢からツワブキの新芽が出てきて、それが今ではヒゴスミレの鉢を乗っ取りそうなほどよく育っている。

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コメント

こんばんは。
ツワブキが目立つ季節になりましたね。私の見るツワブキは林のなかで木漏れ陽を浴びている姿です。そこだけパッと明るくなっていますね。

多摩NTの住人様、こんにちは。
ツワブキはどこの庭にも大抵は植えられているようですね。
花の少ない庭を明るく引き立ててくれて、ありがたい存在です。
林の中で咲いている・・・・もともとは海岸で自生しているものですから、自生ではないと思いますが、誰かが以前に植えたものが毎年咲いているのでしょうね。

ツワブキ、葉も花もきれいでいいですね
実家でも植えているんですけど、蕾が膨らんだころに雪が降り出して終わりになるのが残念なのです

でも今年は温かいから花まで見られるのかも、、

ツワブキはもともとは暖地性のものなんでしょうね。
でも、北海道でも育つんですね。ちょうど花の時期が11月なからなので、寒いところでは仰るように直ぐに雪が積もって、じっくりと花を見ることが出来ないのが残念ですね。
四国だけでなく関東も驚異的な暖かさのようでしたが、北海道でもですか?
日本全土あげて温暖化が広がっていますね。ちょっと心配です。

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