八面山~杖立峠③豪華なお昼
何度か小ピークを通過するが、どれも50mほどの登りでたいした事はない。とはいっても登りになると何故かトップのHさんと距離が開くのは何故?
ルートは笹のブッシュや樹林帯、ススキの中などいろいろな所を通るが、道を外すことはない。
先ほどからヒカゲカズラが多いなと思っていたら、こんなのが現れた。ヒカゲカズラの親類みたいなものだがHさんによるとタチヒカゲというそうだ。ヒカゲカズラはどこででも見かけるもので珍しくはないが、このタチヒカゲはあまり見かけないそうで、ヒカゲカズラをタチヒカゲに似せて売っているそうだ。帰宅して検索したところ、別名マンネンスギ、ヒカゲカズラやタチヒカゲはどうやらリースに使われることが多いらしい。青々とした葉を丸めて、サルトリイバラの赤い実など飾れば、風情たっぷりのリースができることだろう。
最後の登りはススキの群生を掻き分けての登りだった。10時半、綱付山ピークに到着。
山頂は展望はほとんどなくて、北からの風が吹き付けて冷たい。樹林の中は風がほとんどなかったが、やはり稜線は風が強いものだ。
風を避けて山頂から南東側の斜面に少しだけ下る。作業路という道標があって、上手い具合に草などが刈り込まれたちょっとしたスペースがある。そこがいいだろうということで、ザックを下ろす。
Kさんは早速ザックの中からプリムスと水を出し、ラーメンを炊く用意を始める。私も寒い季節なので、一応プリムスを持ってきたが、結局使わずに済んだ。
画像でもわかるようにKさんはコッフェルも3人前のラーメンが炊ける大きなコッフェル、ガスも大きいもの、そのうえコーヒー用には小さなヤカン、加えてビール350ml3本まで用意しているという準備のよさ。荷物は常に15キロ程度は担いでいるそうで、とても日帰りの装備とは思えない。まぁ、私も昔は30キロのキスリングを背負っていたので、15キロ程度の荷物は重いとは思わないが、それでも日帰りだと必要がないので精々10kちょっとだろう。
一方、Hさんは巨漢なので、水分補給が半端ではなく、真夏なら4リットルを飲み干すというから、それだけでも結構な荷物だ。
登頂を記念して缶ビールで乾杯する。山頂でのビールは秋田駒以来3年ぶりかな?もっともあの時は100mlだったかも?
ビールのつまみにはちゃんとうるめが出てきた(^^;)
飲みながらも忙しくラーメンを作るKさん。「やりましょか?」と言ったが「奥さんはいつもやってるだろうから、今日は任せといて」と仰るので、お言葉に甘えた。
出来たてのラーメンに、コンビニで買ったおにぎりを二個、そして食後には熱いコーヒー、そして私が持参した東京土産のドラ焼き・・・。それまで飲まず食わずで歩いたので、びっくりするほど食べられる。山ではとにかく何を食べても美味しいのです、これが。
Kさん、なんとラーメン用の発泡スチロールの丼まで持参していたのでした。
男の人にとっては、これはもう山遊びといえるかも知れないね。
女はここまで念の入ったことはしないだろう。
美味そうなラーメンだね~
ビールのつまみにウルメまで持っていったとは”恐れ入りやした”
でも美味しいビールだっただろうな~
俺は何時も一人だから、帰りの運転の事を考えると飲めなくてね・・・
今度は持っていってみよう
夏とは違って暖かくならないから良いかも
投稿: ヨックモック | 2006-11-17 20:06
ヨックさん、こんばんは。
秋から冬にかけてはなんと言ってもコンロ持参で熱々のものが食べたり飲んだりできるのはいいですね~。
ビールのつまみまで出てきたのは私もびっくりでしたよ~。ま、男の人はそれが楽しみで登る人が多いのでしょうね。
そう言えば、ヨックさんもいつぞや帝釈峡かどこかで華麗なティータイムを持たれたのでは?
カップも可愛い陶器のでしたよね?
私なら紙コップで充分だなと思うところですが、さすが男性のされることは一味も二味も違いますね。
ビールも早めに飲んでその後3時間も4時間も歩けば、よいも醒めるから大丈夫ですよ。え?そんなには歩かれません?
投稿: keitann | 2006-11-18 17:45