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2006-11-05

大菩薩峠

11月3日、久しぶりに、昔の山仲間たちとの同期会が東京であった。

集まりは夕方からなので、、昼間は山に登り、夜は懐かしい顔を久々に見るかな~という気になった。

登る山の候補はいろいろ考えたが、結局大菩薩峠に。

山歩きの顔ぶれも紆余曲折あったあけど、東京在住の学生時代の友人Yさん、山梨のネット花友さんのSさんの3人で登ることになった。Sさんはもともと山登りされていた人だが、最近になって山歩き復活されて、またバリバリ登られている。Yさんは山にはほぼ関係なく過ごしてきた人だが、この夏に四国に来てくれたときに「いつか一緒に山にでも登ろうね」と言っていたのが、まさかこんなに早く実現しようとは・・。

Dsc00546_3

画像は下りの林道から車を停めていただいて撮影した落葉松の黄葉。

今回の山行の印象は何といっても落葉松とススキだろう。

ブナやシロモジの黄葉、ところどころで燃えるような真っ赤なモミジも見ることが出来た。

前夜はこれも久しぶりにあうことが出来た横浜の友人と、羽田からその足で向かった品川で、8時から11時まで楽しく食べたり飲んだりしていた。ホテルにチエックインしたのはかれこれ日付が変わろうかという頃。あまり熟睡は出来なかったが翌日朝は一応5時過ぎに起床。

携帯メールで、同行するはずのYさんと連絡を取りながら新宿駅に向かう。昔はアルプス広場なんてものがあったが、今では夜行の登山客専用列車はなくなったらしく、早朝の特急あずさで山梨に向かうのだ。Yさんが早く来て並んでくれたおかげで、すんなりと座れた。

山に登るのに電車で向かうというのは考えたら何十年ぶり?

車窓から東京と山梨の山々を眺めながらYさんと談笑するうちに電車は石和温泉に着いた。本来なら塩山駅から登山口までバスが出ているが、塩山には特急がとまらないので、石和温泉に花友のSさんが迎えに来てくださっているはず。

思ったより小さな駅で、改札口を出ると、Sさんらしき人は直ぐにわかった。

自己紹介などした後、すぐに登山口方面へ向かう。塩山駅の近くを通りかかったが登山口行きバスには長蛇の列が出来ていて、もしSさんんが迎えに来てくださらなかったら、この列に並ばないといけない筈だった。

塩山からははまっすぐに山方面へと勾配のきつそうな道を登る。行く手には今日登る大菩薩嶺方面が見えている。途中のブナの紅葉などにYさんと2人してキャーキャー言ってしまった。特にYさんはここ久しくこんな本格的な紅葉は見たことがなかったと大喜び。

登山口を過ぎてまだ奥にある上日川峠まで車で入って、そこから石丸峠経由で大菩薩峠~大菩薩嶺へ、下りは唐松尾根経由で下るコースがSさんのお薦めコースだった。登山口からだと一周し帰るには6時間はかかっただろう。それが上日川峠まで車で入るとコースタイムは約4時間だ。

Dsc00537

上日川峠で車を下りて、いよいよリュックを背負って出発。

画像は上日川峠に立つロッジ長兵衛を横から撮影したもの。

ロッジから林道沿いに少し進むと直ぐに登山道の標識があった。

登山道と舗装された林道のように見える道がしばらく平行して走っているそうだ。

Dsc00533 ロッジは標高1500近くありそうで、既に紅葉も終わり木々は葉を落としていた。

今回の山行はデジカメの調子が悪く、撮影可能になったのはようやくピークに着いてからだった。この画像は帰りに撮影したもの。

四国の普通の山道よりもよく整備された道が落葉した木々の間を縫って続いており、道幅は人が3人ほど並んで歩けるほど広い。それほど勾配もなくて、歩きやすい道である。

連休とあってたくさんのハイカーが入っており、ゆっくりペースの私たちを追い抜いていく人たちも多い。Sさんは普段はもっとはペースで登ってらっしゃるようだが、高い山は学生時代の尾瀬以来数十年ぶりというYさんのペースを考えてゆっくり登る。

私自身も最近はハイペースの歩きはほとんどしないので、ゆっくりペースが楽だ。

いかにも山登りという装備の人だけでなく、軽装の若い人や子連れ、犬連れのファミリーが多いのが珍しい。東京という大都市を近くに控えているからだろう。

四国では山に登っている子供や若い人はほんとに少ないのだ。

途中には山小屋も何軒かあって、よほどのことがない限り道に迷う心配もなさそうだ。

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