2006年野山の花ベスト100、10月②
秋の梶ヶ森には初めて行きましたが、とても植生の豊かな山で、春にも一度行ってみたいと思ったことでした。
一つの山でも年間を通して行くと、違った面が見えるものですね。
タカネハンショウヅルの花です。香川の山で見たのは紫色でしたが、ここのものは濃いピンク色でした。楚々とした花には似合わない旺盛な繁殖振りで、びっくりします。
名前は以前から知っていたヒキオコシを見ることが出来ました。
出会いそうでなかなか出会わない花でした。
いかにもヤマハッカの仲間と言う顔をしています。
オオバショウマにそれとわかって見たのは初めてでした。
林道沿い似咲いていて、大型の花なので運転中にもよく見えます。
ピンクの可愛いコシオガマの花です。
半寄生植物だそうです。標高の高い場所にしか咲かないと思っていましたが、里山のような山にも咲いています。
土佐の山で咲いていたので、トサノミカエリソウでいいのでしょうか。
テンニンソウと同じ格好ですが、ピンク色をしています。
ホソバノヤマハハコには徳島で出会いました。
まるでドライフラワーにする花のようなカサカサとした質感です。
他の花は皆枯れていましたが、これだけが花らしい姿で咲き残っていました。
ウメバチソウも、自生のものを見たのは初めてでした。
可愛い花ですね。
センブリは行く先々で見かけました。
おナにセンブリなのに、徳島のセンブリと香川のセンブリとでは顔が違うのが興味深いと思いました。
シロモジの黄葉をバックにしたノコンギクはとてもゴージャスなイメージに撮れました。
低山は10月末といっても、今年は暖かで、ワレモコウとススキが風にそよいでいました。
秋のキク科の花の中で、一番好きな花かも知れません。
葉を揉むと独特の香りのするリュウノウギクは11月いっぱいまで咲いています。
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