2006野山の花ベスト100、5月③
今年はいろいろな方と山にご一緒できた年でした。
山の好きな者同士ならば、下界でお会いしても、たちまち山の話に花が咲くのです。
今年は古い山仲間に、自分だけでは到底行けないようなコースに誘ってもらえたのもラッキーでした。
おかげでヒカゲツツジやゴヨウツツジを楽しむ事が出来ました。
初めて見ることが出来たヒカゲツツジでした。ツツジとはつきますがシャクナゲの仲間ですね。
岩のむき出しになった稜線にはヒカゲツツジ、ゴヨウツツジ、アケボノツツジ、シャクナゲなどが自生していて、そのすべてを同じ日に見るというのはとても運が良いそうです。
今年は春の来るのが遅かったせいで、いろいろな花が一斉に花開くという「北国の春状態」が幸いしたようです。
木はこれまでにも見ていましたが、真っ白な花が咲いているのは初めて見ることが出来たゴヨウツツジです。
憧れのツツジにようやく逢う事が出来ました。
かすかに紫色を帯びたエンレイソウはムラサキエンレイソウと呼ぶそうです。
今年はエンレイソウの花も何度も見ることが出来ました。
タニギキョウは小さな白いキキョウです。決して、一目を引くような花ではありませんが、毎年、どこかの谷で必ず見ることの出来る花で、「今年もまた会えたね」と思わずにはいられませんでした。
岩場の花はどれも気高く咲いています。
花の時期には本の少し遅かったようですが、山シャクの群生にも逢えました。
ミツバツツジは低山で見るコバノミツバツツジよりも華やかな色です。ツルギミツバツツジでしょうか。
花ではありませんが、この時期のブナの新緑は花にも負けないほど素敵ですね。
前々から名前だけは知っていたチゴユリが県内の山にたくさん咲くということを今年初めて知りました。やはり季節を変えて登ってみるものですね。
ユキザサもよく名前を聞く野草ですが、やはり今年がはじめての出会いになりました。
雪笹の名の通り、雪のように真っ白な花です。
まるで園芸種のように華やかなジャケツイバラの花は、山を車で下っているときに見つけました。
去年は種を見つけていたのですが、これほどまでに綺麗な花が咲こうとは思っていませんでした。
なんと言ってもこのヤマシャクヤクの群生は今まで画像でも見たことの無いような大群生ですね
誰にも知られずにひっそりと咲いていたのでしょう
keitannも発見した時、飛び上がって驚いたんじゃないかな
投稿: ヨックモック | 2006-12-25 21:05
ヨックさん、こんばんは。
今年はヤマシャクの群生に縁があったのか、愛媛と香川の二箇所で群生を見ました。
この記事の画像は愛媛の山で出会った群生のほうですが、場所から言うと香川のほうが近寄り難い場所にあります。
四国ではヤマシャクはそんなに珍しい花ではないようで、春にある程度の高さの山に行くと、たいていヤマシャクには出会いますよ。
香川のほうの群生は今までネットででも見たことがないので、あまり知られてないみたいですね。
何より県内なので、直ぐにお花見にいけるところが素敵です。
投稿: keitann | 2006-12-25 23:39