2006年、野山の花ベスト100、7月②
北岳にはその昔、7月末に大樺沢を登り、塩見岳まで縦走していますが、何の花が咲いていたかなどと言う記憶は皆無です。塩見の近くで撮影した写真にはシシウドの花が写っていて、他にもお花畑が写っていますが、花の名前まではわかりません。
今回は本来なら一泊で充分登って下れるコースをゆったりと二泊で登ったので、体も楽だし、何より、いろいろなものをゆっくりと見ることが出来たのが嬉しいです。
去年の仙丈では見ませんでしたから、標高が高ければ出会えるとも限らないようです。
バラ科の低木ですが、チングルマよりももっと大きい花、そしてその大きな花にそぐわないほど全体の姿は小さいのです。
丁度一年ぶりの再会となったイワウメです。
オヤマノエンドウなどと一緒に山頂近くで咲いています。
全体に白っぽい地味な花が多い中、オヤマノエンドウだけは鮮やかな紫色です。
見たことのない小さなアマナはチシマアマナでした。
名前だけは知っていたヒメイチゲにも会うことが出来ました。
小さな小さなイチゲの花です。
これも名前だけは知っていたサンリンソウ。イチリンソウ、ニリンソウは比較的よく見る花ですが、サンリンソウは珍しいですね。
クロユリの花が山で咲いているのをきちんと見たのはこれが初めてです。
ゴゼンタチバナやマイヅルソウは倒木の上が大好きのようで、こんな具合に群生しているのを何度か見ました。
タカネグンナイフウロは北岳ではよく見かける花ですが、白い花を二度ばかり見かけました。
四国では見かけないコアジサイも初めて見ることができました。
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