2006年野山の花ベスト100，8月②
8月は下界ではまだまだ暑い盛りですが、標高２０００ｍ以上の山では8月も後半になると秋の気配が漂います。
トリカブトの仲間も秋の花ですが、8月後半には早くも咲き始めています。
四国に咲くトリカブトの仲間ははシコクブシとタンナトリカブトの二種類だそうですが、私は残念ながら見分ける事が出来ません。
レイジンソウも秋の花といえるでしょうね。
夏山と秋山のちょうど中間の時期に咲きますので、見ないで終わる年も結構あります。
今年はキレンゲショウマを見に行く時期が遅かったせいで出会う事が出来ました。
キレンゲショウマとともに8月の剣山で見るのを楽しみにしている、ソバナです。
四国では比較的高山でないと咲きませんので、私は剣山以外では見たことがありません。
ヤマジノホトトギスも8月の終わりになると必ず咲きあがってくる花です。
この花を見ると秋だな～と思います。
今まで、花が咲き終わった株は近くの里山で見ていたのですが、花は初めて見ることが出来ました。ナガバノコウヤボウキです。コウヤボウキと比べると花がが咲く時期もかなり早いですね。
千葉からきた姪っ子を連れて行った滝ではイワタバコがたくさん咲いていて、滝での水遊びも涼しかったですが、綺麗な花に、大いに目の保養にもなりました。
四国のちょっとした山でよく見かけるシコクママコナはピンクと黄色の配色も愛らしい花です。花期がとても長く7月末から11月末まで咲いているようです。
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