大川山(だいせんざん)その1
12月10日頃に笹ヶ峰に登って以来、山地にユキワリイチゲは見に行きましたが、山歩きらしい山歩きはほとんどしていませんでした。
ようやく時間も取れ、お天気もまずまずとなった今日、野草友達のRさんと阿讃山脈の大川山に登ってきました。大川山は山頂にキャンプ場があって歩かずとも車で山頂まで登れるので、冬以外はどうしても8合目まで車で登ることが多いのです。しかし、冬場は雪も積もるし、他の高山は登るにもなかなかアプローチも難しいので、4年ぶりに大川山に登ることにしました。
銀行でどうしても済ませないといけない用事があって、9時半に約束していた待ち合わせが、またまた10分ほど遅れてしまい、出発は9時40分。
Rさんと会うのも、考えてみれば2ヶ月以上ぶりでしょうか。
途中、プリムス用のガスをアウトドアショップで購入して、一路南に向かいます。
R438を右折していよいよ山道に入ります。10分も走らないうちに目指す山門に着きました。何故か、後方からも車が2,3台ついてきます。はて?こんな平日に大川山をドライブしようと言う人もいるんですね。
途中、大きなキジが道の真中にいて、なかなか逃げようとしませんでした。大川山では時々キジも見かけます。
歩き始めは10時45分。山門で出迎えてくれたのはコウヤボウキの綿毛です。コウヤボウキには何故か白い綿毛とピンクの綿毛があるのです。ピンクの綿毛を見るのは去年の黒戸山で見て以来1年ぶりのこと。
登り始めにうっかりと山門を撮影するのを忘れましたので、これは下山して時の画像です。
冬場はこの辺りから道路が凍結したり雪が積もっていたりすることが多いのですが、拍子抜けするほど何もありません。山頂付近を見ても雪はまったくありませんね。どうやら暖冬のせいで今年は山にも雪がないか、あっても少なそうです。
山道を歩いていても、直ぐに車道に出会うので、冬以外は魅力のない道ですが、逆に言えば、冬場は安全とも言えます。
この季節ですから色のあるものといえば、画像のようなツルリンドウの実ぐらいでしょうか。
ミヤマウズラの綺麗な斑入りの葉っぱが、暖かそうな陽射しの中に見えます。
登っていると暑くて、まるで日溜りハイクです。とても明日が大寒とは思えないような暖かさです。
因みに4年前に当時小4だった末っ子とこの大川山に登っていて同じ道を歩いていますので、フォトハイウエイにアップしてあるアルバムを調べてみました。
同じ道ですが3合目付近でもこれだけ雪があります。そしてこれを撮影したのは奇遇にも同じ1月19日なのでした。
末っ子もまだまだこの時は可愛いですね。
keitann様 こんにちは
野に花の枯渇する時季でも.相変わらずお元気ですね。
コウヤボウキ、ツルリンドウ、ミヤマウズラとそれぞれの姿は、立派にこの時季を表わしていますね。
一番下の画で、雪のあるときと、無い時の対比が出来て、面白いですね。
そして何よりも、お子様の成長が確認できて楽しんでおられる御身が見えるようです。
今回プリムスはお茶に使われますか?
それとも食事に使われたのでしょうか?
投稿: ぶちょうほう | 2007-01-20 11:58
ぶちょうほう様、こんばんは。
嬉しいことに日がだいぶん長くなって5時半でもまだ明るいですね。
山は特に花のない時期、つまり冬枯れの時期も大好きなんです。ただ、私の車では冬にはなかなか近づけないので、どうしても足を運ぶ回数が少ないですけど。
ミヤマウズラはこの時期は特によくわかりますね。
一番下の画像は、丁度03年の1月19日撮影で、今年がほんとに暖冬なのだとわかりました。その2年後も一度、1月に、末っ子と同じ場所に来ていますが、その時も雪のために3合目までしか車が入らず、雪だるまを作って帰ってきた憶えがあります。香川の標高1000m程度では冬の間ずっと雪があることを期待するというのはもう難しいかも知れません。
投稿: keitann | 2007-01-20 17:34