ヘリオフィラ、開花
ヘリオフィラのあのブルーを今年もまた見ることが出来た。
ヘリオフィラという聞きなれない花の名前を知ったのは7年程前のことで、インターネットで花の掲示板に書き込みをするようになってからのことです。
掲示板で知り合いになった山陰の花友さんが直ぐに苗を送ってくれたのでした。2000年秋のことです。
種苗会社のカタログには種も苗も載ってなくて、しかし、ネットの花好きの間では結構知られているという花です。今ではたまに種苗会社のカタログでも苗を見たりしますが、種から栽培される方であれば、種播きしたほうが良いと思われます。
一昨日はまだ蕾でしたが、昨日からの晴天で一気に開きました。
昨日は5つほど、今日は10ばかりの花が咲いています。
自分のブログを検索すると05年は3月7日に、06年は3月15日に開花の記事を書いていますから、今年は半月以上も早い開花でした。
アブラナ科の花で、種ができるとアブラナ科独特のサヤをつけますので、なるほどと納得がいきます。
種からの栽培は容易で、一旦発芽するとどんどん大きくなりますので、ポットなども大きめのポットに植えるか、ポット増しをしないと、直ぐに根が回ってしまいます。
寒さには弱くて、霜が下りたり寒風が吹きすさぶと直ぐにダメになりますので、ポット苗は軒下で育てるほうが良いようです。
うちでは今年は暖冬の予報が出たので、畑のブロック塀際に数株を地植えして後のポット苗もブロック塀の際で管理しました。
地植えにした株は思う存分根を伸ばして、かなり大きくなっていて、蕾もこちらが先につきました。画像でヘリオフィラのバックに写っているのはビオラやバージニアストックですが、こちらも暖かい場所のおかげでこの前からほぼ満開です。
花弁は4枚、独特の綺麗なブルーの花がとても爽やかです。
この鮮やかなブルーの花はヘリオフィラ・ロンギフォリアと言いますが、もう少し淡い水色の花を咲かせるのもあって、そちらはヘリオフィラ・ミスターブルースカイと言います。種まきが少し遅れたので、花はまだ咲いていませんが、後半月もすれば、ミスターブルースカイのほうも咲きあがることでしょう。
まだまだ、ぼつぼつとしか咲いていませんが、満開になると一層素敵な花です。
満開の頃にもう一度、ご紹介したいと思います。
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