雲南サクラソウが今年も咲く
雲南サクラソウを初めて見たのは5年ぐらい前の事です。
2月末ぐらいにピンクの良い香りがする桜草が園芸店で売られていました。
早速1鉢買って帰りました。花後に種を採取して、5月に種まきしましたら、翌年の春にも可愛い花がたくさん咲きました。
それ以後、毎年のように種を自家採取して育てています。
しかし、プリムラシネンシスと違って夏の暑さに弱く、親株は花後は枯れてしまうし、幼苗も暑さの厳しい年は夏にかなり消えます。
去年の春は冬の寒さが厳しかったこともあって、あまり大きく育たずに、種がどうにかこうにか少し採取できたぐらいでした。
ところが秋には、以前種をお分けした名古屋の花友さんから、逆に種を分けていただく事が出来ました。自家採取した種は全国の花友さんにお分けしておくと、私のところが駄目でもどこかでちゃんと耐えずに残ってくれるのでありがたいですね。
そんなわけで晩秋には雲南サクラソウの可愛い苗が10数株出来たのでした。
中で少し大きめの株が一週間ほど前から開花し始めました。小さめの株なので1株では淋しくて、数株を宿根ビオラと一緒に寄せ植えにしてみました。
どれも草丈15センチもない小さな株ばかりですが、野草の好きな私には好ましく思えます。
園芸店などでは草丈50センチ近くに育ったものも見かけることもあり、近くに行っただけで香りが漂っています。
育てるのも簡単なので、毎年種を採取して、我が家では定番の花になっています。
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