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2007-02-01

セツブンソウに逢いに行く、その4

時刻はまだまだ1時を回ったばかり。どこかでお昼でもということになり、とりあえず北上することになりました。

途中、Hさんが15年前に訪れたことがあるという野草の観察できる場所があって、私も大体の位置は知っていたので、立ち寄ることにします。

P1010669

少し歩いただけで、川の対岸にもミスミソウらしき株がたくさんあるのがわかります。

中にはこんな風に花を咲かせ始めた株もありました。Hさんはオオミスミソウと仰っていましたが、岡山在住でいらっしゃるヨックモックさんからケスハマソウとの御教示をいただきましたので、ケスハマソウとさせていただきます。

香川のケスハマソウは割合乾燥したところに生えていますが、こちらでは湿った場所に自生するようです。色は白が多いとのことですがこの日、咲いているのを見かけた2株もやはり白い花でした。

P1010682 道端に葉が見えたので、上にかぶさっていた落ち葉をどけたら、下から白い花が出てきました。まるでキノコを探すときのようですね。

P1010677 ユキワリイチゲノ蕾もちらほらと見えます。香川で私が見に行っている場所より日当たりが悪いので、花は少し遅いようですね。

しかし、葉があちこちに見えますから最盛期にはケスハマソウとユキワリイチゲとでさぞかし綺麗でしょう。

P1010681 オオバイカイカリソウの葉も紅葉しています。こちらで見かけるバイカイカリソウよりも葉がひと回り大きいですね。

その他、画像は失敗しましたがスズシロソウも蕾を持っていましたし、Hさんのお話では、以前はレンプクソウも見かけたそうです。

P1010674 サイハイランの一枚葉があちこちにあります。

後で検索したところ、カタクリやイチリンソウ、ニリンソウなども次々と咲き、野草好きには魅力的な場所のようです。橋を渡らなくて済むなら、毎月通いたいところですが、残念。

P1010700 帰りには滝に寄り道していきました。河原にも石灰岩の石ころがいっぱい落ちていて、この辺りはほんとに石灰岩で出来ているのだな~とよくわかります。

石灰岩のせいで植生も特殊なので、植物好きの方が岡山にはよく見えるそうです。

P1010716 帰りのインター近くで見かけたアセビはすでにかなり咲きあがっていました。

気のせいか、四国で見るのより、葉が分厚いようでした。

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コメント

みーこママさんの所のコメント読みました
この谷は私が足しげく通っている所で、角から角まで知り尽くしている所です
3月から始まる花の園はケスハマソウに始まり、ユキワリイチゲ、オオバイカイカリソウ、ヤマルリソウ、アズマイチゲ、それに天然自生の節分草も到る所から沸いてきます
伊吹山に登らなくても、車から10mも行けば天然自生の節分草に会えます
カタクリは山一面咲き出します

もし、オフ会をするような事になったら、参加というのじゃなくてご案内させて頂きますよ
ただし、案内役の名は伏せておいて下さいネ

ヨックさん、こんばんは。
この谷、ほんとに野草の種類も多いし、数も多い場所ですね。驚きましたよ。
みーこママさんのところの書き込みは私がふと思いついたままで書いただけですので、まだまだどうなるかわからないし、オフそのものもその頃にできるかどうかもはっきりしないですが、もし、実現できるようでしたら、よろしくお願いします。
ブーママさんも貼るには四国に着たいようなことを仰っているので、ついでに参加できるといいんですけどね~。

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