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2007-02-01

セツブンソウに逢いに行く、その3

セツブンソウ自生地の周囲を少しだけ植物観察してみました。

植林帯の中ではオモトを非常に多くみかけました。四国の山の中ではこれほどオモトを見かけることはないように思います。

ミツマタの木が近くにあったのは去年も見ていましたが、同行のHさんがコショウノキを見つけました。名前は以前から知っていますが、実物を見るのは初めてだったので、ちょっと嬉しいです。散策も6年目ともなると、初めて見るものも少なくなりますからね。

P1010646

ジンチョウゲの仲間だというだけあって、ほんとにジンチョウゲに良く似ています。

蕾が白く、花もシロっぽい花だそうで、我が家の白花ジンチョウゲの蕾と良く似ています。花はジンチョウゲをもっとまばらにしたように咲くそうです。

P1010650 幹の直径が70センチほど、樹高が15mはありそうな立派な木が生えています。上を見上げると葉がないので落葉樹のようです。Hさんに尋ねたら、ケヤキだとのことです。樹肌がごつごつしていて、とてもケヤキとは気付きませんでしたが、ケヤキは大きくなるとこんな風な銃肌になるそうです。

P1010652 一枚葉が見えます。これは私にもわかります。サイハイランですね。

一枚葉はまるでハランを小振りにしたような葉です。

立派なかなを咲かせたのでしょう。実を幾つもつけています。

P1010643 四国の山地でもお馴染みのヤマアイです。

新年早々に花を咲かせる気の早い植物です。

P1010675 これも冬の野山でおなじみのリュウノヒゲの群青色の実です。

暖冬のせいか、少し実の色艶が悪いようです。

去年の1月に見たものはまるで宝石のようでしたが・・・。

P1010657 オモトも若い株が多かったですが、中には赤い実をつけたのもありました。オモトの実も、やはり実ってから時間が経つのか、ちょっとしわくちゃになりかかっていました。

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