セツブンソウに逢いに行く、その3
セツブンソウ自生地の周囲を少しだけ植物観察してみました。
植林帯の中ではオモトを非常に多くみかけました。四国の山の中ではこれほどオモトを見かけることはないように思います。
ミツマタの木が近くにあったのは去年も見ていましたが、同行のHさんがコショウノキを見つけました。名前は以前から知っていますが、実物を見るのは初めてだったので、ちょっと嬉しいです。散策も6年目ともなると、初めて見るものも少なくなりますからね。
ジンチョウゲの仲間だというだけあって、ほんとにジンチョウゲに良く似ています。
蕾が白く、花もシロっぽい花だそうで、我が家の白花ジンチョウゲの蕾と良く似ています。花はジンチョウゲをもっとまばらにしたように咲くそうです。
幹の直径が70センチほど、樹高が15mはありそうな立派な木が生えています。上を見上げると葉がないので落葉樹のようです。Hさんに尋ねたら、ケヤキだとのことです。樹肌がごつごつしていて、とてもケヤキとは気付きませんでしたが、ケヤキは大きくなるとこんな風な銃肌になるそうです。
一枚葉が見えます。これは私にもわかります。サイハイランですね。
一枚葉はまるでハランを小振りにしたような葉です。
立派なかなを咲かせたのでしょう。実を幾つもつけています。
新年早々に花を咲かせる気の早い植物です。
暖冬のせいか、少し実の色艶が悪いようです。
去年の1月に見たものはまるで宝石のようでしたが・・・。
オモトも若い株が多かったですが、中には赤い実をつけたのもありました。オモトの実も、やはり実ってから時間が経つのか、ちょっとしわくちゃになりかかっていました。
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