雪がうっすらと残っているところにぽっかりと小さな穴があいています。
なんだろうと近寄ってみると、フキノトウが頭を出していました。
そう言えば二年前にも雪の中から顔を覗かせたフキノトウを見ました。フクジュソウが雪の中から出てくるときもこんな感じです。植物は成長するときに熱を出すのか、そこだけぽっかりと雪に穴があくのです。
まだまだ蕾が固くて、フキノトウらしい格好はしていませんが、間違いなさそうです。
二月の初めだというのに、今年はほんとうに何もかもが早いですね。
辺りはこんな具合ですが、これはごく雪の多い場所で、たいていのところではもう融けてしまっています。
地面にヤブツバキの花が落ちていましたので上を見上げたら一輪だけ咲いています。
この辺りで咲いていたのはこの花だけで、見頃はまだまだ一ヶ月は先のことですね。
クロモジの蕾も固そうです。
山里の日暮れは早いです。
4時ごろにはお日様が尾根の向こう側に隠れました。
しかし、山里を下って平野部まで下りてくると、まだまだ明るくて、日没は5時半頃でした。
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