梶ヶ森、早春、その3
コーヒーとパンでおなかが少し膨れたら出発です。考えてみたら、朝はほとんど食べてなかったのでした。いつもは登り始める前にコンビニでお昼を買う際に、サンドイッチなど買って車内で食べることが多いのですが、今回は前日のうちに行動食なども調達済みだったし、お茶や水も前夜のうちに自宅で用意してあり、お昼もTさんがラーメンを持参しているということで、コンビニで買い物する必要がなかったのです。
明るい尾根道は先ほどの岩場の寒さがまるで嘘みたいに暖かくて快適です。
木々はまだまだ裸木ですが、それでも先っぽにはしっかりと芽が膨らんでいます。
ヤナギのような芽もたくさん見たのですが、画像が失敗しました。もしかしたら、ヤマヤナギかも知れません。
いつもは山荘前から山頂を目指すので、天狗の鼻の直ぐ手前のキャンプ場までは来ることがあっても、天狗の鼻まで来たことはなかったのでした。山頂が直ぐ目の前に聳えています。梶ヶ森の山頂は電波塔が幾つも立っています。周囲に邪魔するもののない独立峰だからでしょう。私が中二のときに来たときには電波塔などはなかった筈ですが、いつ頃建てられたのでしょうね。
Tさんが山頂付近を撮影する姿を後方から撮らせてもらいました。赤、青、黄とカラフルなウエアが青空に映えます。
山頂の前を横切っているのが車道で、登山道は山の斜面を直登してついています。ほぼ階段ばかりなので、普通の山道よりはちょっとしんどいかも知れません。秋にはリンドウがこの付近には咲き乱れます。
お互いのカメラで記念に写真を撮ったら、キャンプ場へと下ります。この道は去年秋にも通っていて、センブリを見つけた場所です。よく見ると、センブリの咲き殻がありました。センブリは二年草ですからこうして咲いた後は枯れるのでしょうね。
車が入るのでタイヤの跡などが見えています。
子供がいれば、絶好の雪遊びの場所になりますね。
画像中央あたりの斜面に突き出た岩を天狗の鼻に見立てたのだろうと思います。夏場はテントがたくさん立って賑わいそうです。
山頂に登るならこのキャンプ場から登り始めるのですが、Tさんが山頂はパスしたいとのことです。思ったよりきつい階段や岩場があったので、下りのために余力を残しておきたいとのこと。確かに膝にほとんど力が入らない状態ではあの階段の連続はかなり負担だったに違いありません。私はピークは何度も踏んでいるし、Tさんも一度は踏んでいるそうなので、そのまま山荘に下り始めました。北東方向には三嶺、天狗塚方面がくっきりと見えます。
この車道の向こうに山荘が見えていて、三嶺方面の山々がその山荘の丁度上方に見えます。
のんびりと眺めや雪、木々の芽の様子などを楽しみながら歩きます。
こんにちは。
また楽しいお出かけのようですね。雪道をものともせず、keitannさんのバイタリティは素晴らしい。
投稿: 多摩NTの住人 | 2007-03-21 18:36
多摩NTの住人様、こんばんは。
そうですね、3月から5月にかけては特にお出かけが多くなります。
この時の梶ヶ森は雪があったのと凍結の心配があったので、同行の方がジムニーを出してくれたおかげで行けたのです。
私の車ではちょっとしんどかったと思います。
最近、山好きの方と知り合えることが多くて喜んでいます。
投稿: keitann | 2007-03-21 23:02