雲早山までドライブ、その３
「岳人の森」からトンネルまでの道は眺めも良くてとても感じの良い道です。標高９００以上はあると思われ、周囲の山々の展望もなかなか良いです。
一方、山側の道路法面は落石防止の金網が張られていますが、その下にはタチツボスミレやフウロケマンなどが咲き乱れています。
こんな真っ白の花も水気の多い場所で咲いていました。例によって例のごとく、アブラナ科の仲間は苦手なので、撮影したときはわからなかったのですが、帰宅して調べると、シコクハタザオに似ています。シコクハタザオは去年、６月初めに西赤石に登ったときにはすでに花が終わりかけていましたから、花期などから考えても間違いないかな～と思います。
草丈は２０センチちょっとで、今まで見たコンロンソウとも違うし、マルバコンロンソウとももちろん違います。
タチツボスミレです。全国的に見れば、いちばん多いスミレなのだそうですが、私が住んでいる香川にはタチツボスミレは分布してないのです。一部の山間部にはコタチツボスミレというのが見られますが、里山で咲くのはほぼすべて、ナガバノタチツボスミレです。
その見慣れているナガバノタチツボスミレに比べるとタチツボスミレは色が淡い紫色で、可憐ですね。
雲早トンネルまでやってきました。トンネルを抜けると向こう側は旧木沢村です。
いよいよ剣山スーパー林道に出る訳です。剣山スーパー林道については以前から憧れており、一度は走ってみたい、見てみたいと思っていた道です。
こちらに詳しいサイトがありますのでご参考までに。
特にこの剣山スーパー林道は日本最長を誇るダートな道として知られ、オフロード愛好家の聖地のようにも言われているようです。
トンネルを抜けて、目に飛び込んできたのは圧倒されるような新緑でした。どこを見ても緑、緑、緑・・・そんな中を未舗装の道が伸びています。
芽吹きから半月ぐらい経ったぐらいの若葉です。標高はこの辺でちょうど１０００ｍぐらい。
自然林ばかりの山はこんなにも素晴らしいものかと驚きました。森林好浴にはまさにもってこいですね。
途中眺めに好い場所があったので、車を停めて楽しみます。
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