雲早山までドライブ、その4
道は大きくカーブして山の斜面を回り込むように走っています。
木陰になるからか、いろいろな花が見え始めました。
小さな沢のそばにタチツボスミレが群生しています。苔のむした岩の上でとてもいい感じで咲いています。今までにもこんな苔むした岩の上でマイヅルソウ、ゴゼンタチバナなどを見たことがあります。植物にとっては環境がいいのでしょう。
スミレの群生は何度見ても撮影せずにはおれません。
スミレのバックに小さな沢が写っているのがおわかりでしょうか。
こう言う光景を見ると、ついつい画像を何枚も撮ってしまいます。
タチツボスミレに混じってサワハコベも咲いています。画像はあまり撮りませんでしたが、この日一番多く見た花はサワハコベだったかも知れません。
雲早山登山口すぐ手前の林道のわきにワチガイソウが咲いていました。今までワチガイソウは何度か見ていますが、林道沿いに咲いているのは初めて見ました。
白い花弁に赤い葯が印象的です。小さな花ですが、私の好みの花です。
ナデシコ科、ワチガイソウ属。
すぐ近くにはこれまた赤い葯が特徴のシロバナネコノメが咲いています。4月上旬に高知の中東山でシロバナネコノメやタチツボスミレを見ましたが、植生がよく似ているようです。
大好きな花ばかりが3種類も道端で咲いているなんて、なんという幸運でしょう。
エイザンスミレは結局、この日は葉っぱだけはいたるところで見ましたが、花が綺麗に咲いているのはこの株だけだったようです。
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