三年ぶりのオオヤマレンゲ、その9
見事なゴヨウツツジの大木に出会いました。樹高7mはあります。花は終わっているので、もしかしたらアケボノツツジという可能性もあります。どちらも樹肌はとてツツジとは思えないような風格のある樹肌をしていて葉っぱも5枚が輪生しています。
これはぜひとも花の時期に来て見たいものですね。
バイケイソウが蕾をつけています。四国の高山では比較的良く見る花です。北アルプスに咲くコバイケイソウと違って緑色の地味な花なので、あまり綺麗とは言えませんが,青々とした葉っぱは見ごたえがありますね。
何やらシャガの葉っぱみたいなツヤツヤとした葉っぱをした植物がびっしりとついています。シャガに似ているのでアヤメ科だろうか?それともユリ科?などと、いろいろ考えますが・・。
後で、教えていただきましたら、ケイビランとのことです。花は7月に咲くとのことですが、これだけの株が一斉に花をつけたら見事でしょうね。
西門山の一番の難所の岩場です。両側から岩が迫っていて、足元が少しざれているので、慎重に登ります。Tさんはこの下りは大丈夫かな?ということがちらっと頭をよぎります。2年前の登りでも、この岩場の記憶だけはしっかり残っています。
こう言う岩場にはヒカゲツツジが良く咲いているものですが・・。実際、筒上山の岩場がこんな感じでヒカゲツツジが多かったのですが、どういうわけか稲叢山と西門山にはツツジの仲間がとても多いのに、ヒカゲツツジだけは見ませんでした。
シャクナゲの林に入りました。時間は12時50分、そろそろ山頂に着いても良い頃です。
稜線はちょっとしたコブが多いようで、アップダウンを何度か繰り返します。
後ろは切れ落ちていて、この花が咲き上がったら、さぞやという眺めでしょうね。
オオヤマレンゲは西門山では群生と言うことはありませんが、ところどころにぽつぽつと株が見られ、しかも蕾も結構つけていました。
登山道の直ぐ横に咲くので画像も撮影しやすいです。後ろの二人はそろそろお疲れのようなので、私だけが先に歩いて偵察することにしました。
ものの5分も歩くと,山頂でした。時刻は13時5分。分岐から丁度1時間かかった勘定です。もっとも撮影やらすれ違いのパーティー待ちなどがありましたから、コースタイムの40分は妥当なのかもしれません。このちょっとした空き地みたいなピークは2年前にも見覚えがあります。大声でRさんとTさんを呼びます。
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