6月の野山の花、その4、カセンソウなど
前々からカセンソウとオグルマと言う花の名前は知っていて、両者がとても良く似ていることも知っていました。私の持っている図鑑にはオグルマは載っていますが、湿地に咲く花となっています。
カセンソウをネット検索すると日当たりの良い場所に生えるとありますから、自生場所から考えればカセンソウと考えたほうが良さそうです。
もう10年以上も前の話ですが,実家の母が株分けしてくれた花でこれと良く似た花がありました。母も誰かから株分けしてもらったそうで、花の少ない夏場に咲くし,可愛いと言うのでもらったのでした。
その花がオグルマだったのかカセンソウだったのか、絶えてしまった今では知る由もありません。
この辺りの野山でも滅多に見かけませんが、これだけ可愛い花ですから、庭植え用に盗掘されて減ったのかも知れないですね。
初夏の野山ではお馴染みのオカトラノオです。ウツボグサ、ホタルブクロとともに、低山から比較的高山まで,良く見かけます。
サクラソウ科オカトラノオ属。花穂は特徴的にどちらかの方向になびきます。 真っ白な小花が集まっていて,一つ一つの花はとても綺麗で,良く見るとなるほどサクラソウと似ています。
ヤマトウバナでしょうか。群生せずに咲いていましたが、マクロで撮影するとなかなか綺麗な花ですね。
シソ科トウバナ属。今からの季節は良く似たシソ科の花も多くて、悩ましいです。
ガードレール沿いにも咲いているホタルブクロ。6月から7月にかけてはそれこそ山地では必ず見かけます。
この辺りのホタルブクロは白花が多いですが信州では赤紫のを多く見ました。
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