ツチアケビとハグロトンボ
ラン科、ツチアケビ属。葉緑素を持たない腐生植物でナラタケと共生するそうです。ツチアケビと言う名前から花はあまり綺麗ではないように思っていましたが、どうしてどうして、なかなか綺麗な花です。
草丈は60センチほどですから、林の中で結構目立ちます。
花はすでに終盤にかかっていて、早くも実になり始めていました。画像の細いオレンジ色の棒のようなものが実になり始めたものですが、もう少したつともっと膨らんで、小型のバナナみたいになります。
沢を覗き込むとハグロトンボがとまっています。子供の頃は良く見かけたトンボですが、今では山に行かないとなかなか見られないようです。
名前はアキノタムラソウとついていますが、実際は夏から咲き始めているアキノタムラソウ。初夏から秋にかけてはシソ科の花がとても多くて、頭が痛いのですが、その中でもヤマハッカやアキノタムラソウなどは一番ポピュラーなシソ科の花ですね。
こちらも夏場はとても種類が多くて頭の痛いオトギリソウ。画像の花はナガサキオトギリでしょうか?ルーペを買おうと思いながら、まだ買っていませんヾ(;´▽`A``アセアセ
我が家の芝生庭ではとっくに花は咲き終わったネジバナですが、標高900mではまだ綺麗に咲いています。
この日、四国は梅雨明けしたそうで、久しぶりに見る青空がとてもまぶしかったです。
keitann様 こんにちは
ご無沙汰勝ちで申し訳ありません。
こちらに伺い、ツチアケビの不思議な花に出会えて嬉しいです。
この花は探して歩いても出会えるものではありませんね。
ハグロトンボ゙には最近出会っていませんね。
ああいった昆虫は近いうちに絶滅危惧種に指定されてくるのでしょうね。
私達はこの50年ほどで随分破壊をしてきてしまいましたね。
ハナイカダの実の姿は初めて見るような気がします。
面白いものですね。
ネジバナの微笑ましい清楚な姿はしみじみと良いものだと思えます。
やはり。高みにあるものはそれなりの純粋さが強調されるようですね。
下二枚の画はなんと言いましても夏空が印象的ですが、タバコの畑と言えば長い事見ていないものでした。
懐かしい風景を有難うございます。
投稿: ぶちょうほう | 2007-07-29 19:16
ぶちょうほう様、こんにちは。
ツチアケビは特に探すというわけではないのですが、私が良く行く県内の山では時折見かけていたものです。ただ、7月の花の時期は私の方も本州の山に登ったりするもので、あまり県内の山に登る機会がなかrったので、花を見たことがありませんでした。
ハグロトンボは郷愁を誘う姿ですね。最近はほんとに見なくなりました。
タバコ畑も御地では少なくなりましたか?こちらでは幸い、少し山のほうに行くと、まだかなり残っているようです。タバコの借り入れが終わると、後はそば畑になるようですよ。タバコ畑やそば畑の眺めは、私にとっては子供時代の記憶や学生時代の記憶に直結しているので、ほんとに懐かしいです。
投稿: keitann | 2007-07-29 21:48
ルーペ撮影ですか?
なかなか良い写真が撮れますよ。
私は、基本に使っているのは
コンパクトカメラなので
接近戦にはたまにルーペを使ってます。
ハグロトンボ。近所にはおりませんか?
こちらではまだ、身近で見ることができますよ。やっぱし田舎だ!
投稿: あすかちち | 2007-07-30 18:27
あすかちちさん、こんにちは。
去年、植物の会の方の散策に同行させてもらったときに、ルーペを通して見せてもらったことがあって、オトギリソウの明点や黒点などという言葉も初めて知りました。
そのほかにも植物の同定には繊毛の有無などで見分けるそうで、詳しく見ていこうと思う分にはルーペは欠かせないようですね。
たまに虫眼鏡などを使って接写を試みますが、最近はなるべく背景を入れた画像を撮りたいな~と思うので、あまり使っていません。
ハグロトンボが身近で見られるなんて、良いところにお住まいですね!
当方は一応、旧市内在住なので、なかなかハグロトンボは見られません。庭には木が多いので、イタチやヘビ、トカゲなどははいるんですけどね~。
投稿: keitann | 2007-07-31 11:02