夏の虫から秋の虫へ
我が家の庭では例年は9月になるとクモノ巣がとても目立つようになりますが、今年はなぜか8月からクモノ巣が多いです。
アゲハチョウの仲間は初夏によく見かけたように思うのに、8月に入ってから、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハなどが庭を飛び回っています。
2,3日前の風の強い夕方、アゲハの仲間がテンニンギクの花の蜜を吸いに飛び回っていました。風が強いためか絶えず羽を羽ばたかせているので、画像はまともに撮れませんでしたが、後で調べるとナガサキアゲハのようです。
ところが翌日は、庭を歩いていると、ナガサキアゲハの死骸が・・。
個体は違う個体かもしれませんが・・。
こちらはアブラゼミの死骸・・生きているものはすばしこくて、気のとまっていても近づくと直ぐに飛び立ちます。
クマゼミの死骸もあちこちで見かけます。
ニイニイゼミがクモノ巣にかかっているのを同じ日、同じ時間に二箇所で見ました。ニイニイゼミは小さいセミなのでクモの餌食になるのですね。
お盆を過ぎるとこんな光景が始まり、どことなく夏も終わりという感を抱きます。
かわって、相変わらず元気なのがバッタの仲間。これはヒシバッタでしょうか。23日、訂正・・・イボバッタ(あすかちちさんより、名前を教えていただきました)子供の頃から見慣れたバッタです。土の上をぴょんぴょん飛ぶバッタで、すばしこくてなかなか子供の手にはかかりませんでした。
畑のムクゲにはハラビロカマキリが獲物を狙って潜んでいました。
畑には普通のカマキリとこのハラビロカマキリの二種類が済みついています。
カマキリのお腹の中からハリガネムシという寄生虫が出てくるのを何年か前に見て以来、ちょっと気味悪いな~とも思う私なのです。
こんばんは。
ここ数日で、たくさんの
力尽きたセミを見かけますね。
このバッタはイボバッタと言います。
捕まえるとすぐに口から
茶色いゲロ吐くやつですよね。
ハラビロカマキリとハリガネムシの関係は不思議ですよね。
カマキリが池にいかないと寄生できないのにね。
そして再び池にもどるんですから。
まか不思議。
投稿: あすかちち | 2007-08-22 19:03
あれほどうるさかったセミも今日などはほとんど鳴いていません。
そうなると、今度はあの真夏の様子が懐かしくなるのです。人間って勝手なものですね~。
イボバッタ、そうそう、そうでした。今から名前を訂正せねば・・。
ハリガネムシはハラビロカマキリだけに寄生するんでしたっけ?ハリガネムシがカマキリを池に行かせるなどとも書いてましたね。ちょっと薄気味悪いです。
投稿: keitann | 2007-08-23 14:55
keitann様 こんにちは
土曜の午前中、久しぶりに自分の時間が持てています。
今回の記事は珍しく昆虫のオンパレードですね。
以前keitann様よりニイニイゼミは四国では沢山見かけると教えていただきましたが、その証拠写真を蜘蛛のいけにえとして見せていただきました。
イボバッタというのですか、小さくて老眼ではとてもついて行けなくなりました。
カマキリとハリガネムシ・・・幸いなことにその気持ち悪そうな光景に出くわしていませんので、カマキリ君を普通に、緊張感を持って眺めていられます。
残暑、大変なんザンショ?
もう少しの辛抱ですね。
投稿: ぶちょうほう | 2007-08-25 09:48
ぶちょうほう様、こんばんは。
最近、庭や畑でずいぶん虫を見かけることが多くなりました。そんなこんなで虫の画像が集まってしまったので、ここいらで、整理を兼ねて登場してもらいました。
虫は嫌いな方もいらっしゃるようですが、私にとっては子供の頃から馴染み深いものも多いのです。
ニイニイゼミは今年は特に多かったようです。我が家の末っ子もそんなことを言ってましたから、私だけの感想でもないようです。小さなセミで、鳴き声もか細く、クマゼミなどと違って可愛いですね。ツクツクホウシも先日見かけたのですが撮影しそびれました。
残暑・・・今日も下界は35度はあったようです。ほんとに少し涼しくなってくれないと、人も花も暑さ負けしそうです。
投稿: keitann | 2007-08-25 23:58